『EXILE』松本利夫(42)が2日、東京・品川プリンスホテル クラブeXで『ワンマンSHOW「MATSUぼっち05」‐レコード‐』(演出:徳尾浩司)公開ゲネプロを開いた。
2015年にEXILEパフォーマーを卒業した松本が2010年からライフワークとしてセルフプロデュースしている「MATSUぼっち」シリーズ最新作。第5弾のテーマはタイトルにも入っている『レコード』で、風変わりな店主が営む、人生が記録されたレコードをかけれるジャズバーが舞台。松本がさまざまな人の人生などを演じきる。
ゲネプロ前には囲み会見が開催。「今回『MATSUぼっち』シリーズ5回目ですけど毎回いろんなことに挑戦させて頂くなかで、どこまで限界に挑戦できるか。今回の作品は人生をレコードにたとえさせていただいたテーマで挑戦させて頂きます。お芝居あり、ダンスありで、セリフ量も2時間分入っているので、心身ともに限界まで自分を追い込んでいる感じです」と、意気込みとコンセプトを。
ダンスと公演を比べてどちがた緊張するのかという質問も飛んだが、「ダンスはあまり緊張しないですけどお芝居は緊張しますね。1人舞台なので、ミスも自分で尻拭いをしながら」という松本は、「あとはみなさんに支えてもらえるような舞台なので。前回お客さんとかが声をあげてくださったりしたので、今回も一緒に楽しめる空間を作れたら」と、呼びかけた。
見どころへは、「『MATSUぼっち』という番組もやらせて頂いてますけど、スタッフにいじられるMATSUというのが好評とあって、無茶振りを動揺しながらもクリアしていくというのは見どころではないかなと。僕のそこの動揺も観てもらえれば」と、笑いながら話す松本。
舞台上では公式ではないがギネス記録にも挑戦するシーンがあるそう。この成功確率は「ぶっちゃけ半々です。ある意味初日で達成しちゃうかもしれません」といい、その企画が持ち上がった背景へは、「打ち合わせでどうせならギネスをという話になって、瞬間的にできるギネスがあんまりなくて、その中で笑えて見た目的にも面白いものを作りたくて」と、松本のファンサービスの気持ちからだったそうだ。
さらに、「成功もあれば失敗もある。あえて失敗する演出も含まれているんです。これ絶対成功しないというものですね。お客さんも本気で応援してくれるようなガチな演目も多いので」と、盛り上がる仕掛けもいろいろと仕込んでいるようだった。
記者たちからEXILEのメンバーたちが見に来るという話をしていた際に、松本から「たまに、元EXILEと書かれてしまうんです(苦笑)。元はやめてください!元EXILEパフォーマーであればいいなと思いますし、メンバーの一員なので」と、声を大にして訴えていた。
また2018年といえば、EXILE15周年のためドームツアーにも出ることが予告されているが、パフォーマーを引退したとはいえ「これどういう気持ちで見るのかなと言うのでそわそわしています」と、血が騒ぐようで、記者からパフォーマーに混ざる?との質問が上がると、「思っちゃうのかな。この劇でも動いているので自信はありますけど」と、胸を張りつつ、「何か貢献できればと思います」と、バックアップを誓っていた。
「稽古場でしてきたことをステージで表現して、お客様が入って舞台が完成となるので初日を楽しみにしていてもらえれば」と、意気込みゲネプロへと向かっていった。
ゲネプロでは、観客も巻き込んだパフォーマンスも多かったり、囲み会見でも話していた通り、応援したくなるような演出もたっぷり盛り込まれ距離の近さを感じさせるものに。しかもダンスシーンでは松本のバッキバキの仕上がった上半身を拝めるシーンもあったりと、目が離せない瞬間もあった。
『ワンマンSHOW「MATSUぼっち05」‐レコード‐』東京公演は2日から12日まで品川プリンスホテル クラブeXにて、大阪公演は15日から18日まで大阪ビジネスパーク円形ホールにて、新潟公演は3月3日にりゅーとぴあ劇場にて、札幌公演は3月9、10日に道新ホールにて、仙台公演は3月17日に電力ホールにて上演!
※追記にあたりタイトルも変更しました。