“へごちん”の愛称でも親しまれている声優・大橋彩香が30日、東京・池袋のアニメイトアネックスで『大橋彩香 1st 写真集 らしさ』(KADOKAWA)発売記念イベントを開催した。
アニメ『アイカツ!』シリーズの紫吹蘭役、『アイドルマスター シンデレラガールズ』島村卯月役、『BanG Dream!』山吹沙綾役、『ウマ娘 プリティーダービー』のウオッカ役など数々の人気作への出演や、アーティスト活動とマルチに活躍している大橋初の完全撮り下ろし写真集。撮影はたびたび訪れているという韓国にて行われ、9月13日の自身29歳の誕生日に発売された。
グレーチェックのワンピース姿でイベント前に20人近くの報道陣が集まる中で会見を開いた大橋。「まさか自分が写真集を出す日が来るなんて思っていなかったので、20代最後の誕生日に写真集を出して、実際にファンのみなさんにもお手に取って頂けて嬉しいです」。
すでに反響も寄せられているようで、「『すごく“はっしー”らしい写真がたくさん詰まってる』とか、『元気になれました』っていうお言葉とかを(『X』で)ポストで頂けてすごく嬉しかったです」と、笑みも浮かぶ。
続けて撮影時期について質問が飛んだが「6月から2、3日くらいだったかな……。いやいや、そんないか」と、マイペースに思い出す姿を見せて報道陣を和ませつつ、印象的だった撮影へ、「水着の撮影があって、個人的には水着を着るのが小学生ぶりで、すごい久しぶりだなって。水着を着て、砂浜を走ったりとか、いろんな撮影をさせていただいたんです。けど、なんていうんだろ……」と、間を置くと「色気があんまりない感じがして(苦笑)。スタッフのみんなが、なんかすごい楽しく笑ってくれながらの撮影をしたのが、すごく印象に残ってます。水着のシーンも、ヘルシーな感じで撮れたんじゃないかなって」と、色気よりも健康的な美を楽しむようなものになっているそう。
そんな水着もある本写真集を撮影をするためのボディメイクとして、「日頃パーソナルトレーニングを受けているので、そのトレーナーさんに相談したら、『はっしーさん、頑張りましょう』って言っていただいて」と、しっかり作り上げたという。そこで重点をお尻に置いたそうで、「お尻のトレーニングを中心に撮影まではして過ごしておりました」と、その具体的なトレーニングを身振り手振りを交えて説明。
ちなみに、その効果があったのかへは、「あー、まー、割と突貫工事だったので、現れていたかは分からないんです(笑)」と、ぶっちゃけて報道陣を爆笑させつつも、「けれど、ボディメイクは継続していかないといけないんだなっていう大変さを知ることができました」と、とにかく学んだこともあるそうだ。
お気に入りのカットはメガネをかけているショット。「自分的に顔が 盛れているなって。それとその時着ていたスタイリングが個人的にはすごくお気に入りなんです。あんまり普段眼鏡かけないんですけど、眼鏡をかけたショットってこともあります。それと、デコルテとかもそんな普段出さないんですけど、結構がっつり出してるスタイルでしたし、笑顔でお花とともにいい感じのアングルで撮って頂けたので」と、次々とポイントを楽しそうに話していた。
本作発売の際に「最初で最後の写真集です」というコメントもしていた大橋。記者から、本作が大反響となり続編は?という声があったらとの問いかけには、「写真集はもう、もう最後かなって気もするんですけれども。今後もしかしたら、40歳記念とかで何か記録を残すこともあるかもしれません」と、可能性がないわけではなないようだった。
そして、「写真を選ぶ段階でも笑顔の写真がすごくたくさんあったんです。シリアスな表情だったりも撮らせて頂いたんですけど、写真集が完成すると割合的には笑顔がたくさん多くて。なので、普通にニコって笑う笑顔だったり、個人的には、ぐしゃって笑ってる顔がすごく好きなので、そういう私らしく笑っている姿を注目して見て頂きたいなって思います。それと私は、よく食べてるので、 食べてるカットもいっぱいあるので、そこも食べ盛りの私を見ていただけたら嬉しいです」と、自然体で話す。
点数をつけるとしたら、「もう100点満点だと思います!」とニッコリ。最初で最後にふさわしい写真集になったと思いますし、ファンや友達、家族に感想を聞くとタイトルの通り、『ほんとに大橋らしい』って言っていただけることがとても嬉しかったので」と、弾けるような笑顔を見せていた。
今後へは声優としては「自分があまり挑戦したことない、ちょっと敵サイドの役とかやってみたい」と願望を挙げれば、歌手としては「いつかドームでライブをするのが夢です。言うだけはタダですし、言霊があるのを信じて、いつかできることを夢見て頑張っていきたいです」と、未来に胸を弾ませていた。