女優・小野真弓(36)が3日、東京・神保町の書泉グランデで写真集『赤い花』(講談社)出版記念サイン本お渡し会を開いた。
2011年に出版したラスト写真集『Switch』の制作から約8年。アイドル時代の『笑顔、元気さ、爽やかさ』とは違った大胆露出や艶っぽいカットが満載の写真集となっている。
写真集のタイトルにちなんで赤い花柄が入ったワンピース姿で現れた小野。昨年の秋から冬にかけて撮影したという作品へ「若い時と、ガラッと違った本が出せました。いままで出させて頂いた写真集は南の島とかで夢の中の世界という感じがあったんですけど、今回は東京近郊で、よりリアルというか、良くも悪くもそのままの私が写っている写真集になりました」と、現状を写し出したものになっているという。
「自分のコンプレックスもそのまま写っているので、見たくない部分も写り込んでいます。これが自分のリアルだなって」という小野にそのコンプレックスの部分を詳しく尋ねると、「体的なこともありますし、写真でいうと、年齢を重ねたことで、プラスもありますけど、重力ととも落ちてくるものもあります(苦笑)。シワも増えますし。そういうもんを隠さずに」と、歳を重ねて起こったものもあるようだった。
8年前と比べてみては、「若い時じゃできなかった表情かなって思います」と、違いが出せたようで、「セクシーかどうかは見る人によって違うと思うけど、いろんな思いを表情に出せたかなって思います」と、胸を張れる出来になっているそうだ。
ちなみに、タイトルの『赤い花』については、「カメラマンの野村恵子さんが赤いものが好きで、自分の思いと赤い世界観がマッチしているのがいいなって」というものだそうだ。
「なんかいい出会いって、仕事でもプライベートでもぼーっとしているとスルーしちゃうので、出会いをキャッチできるように自分磨きをしていければ」と、話していた小野へ記者たちからは結婚はどうなのかという話も振られたが、「本当に何も気配がなくて。今年はそういう人を見つけられたらいいなと、毎年言ってます。絶えず募集してます!」と、メディアを使って呼びかけ。タイプへは、「いやもう優しければ。優しくて一緒にいて楽しくて、あとは、自分の筋をちゃんと持っている人がいいなって。そんなにこだわりないです。だんだんなくなりました」と、苦笑いだった。
また写真集をリリースするのかへは、「出させて頂けるなら全然いつでも」と、意気込んでいた小野の写真集『赤い花』は3241円(税抜)で好評発売中!