“キンプリ”の愛称で親しまれているアイドルグループ『King & Prince』永瀬廉主演で杉咲花、北村匠海らが共演し11月10日より公開予定の映画『法廷遊戯』(監督:深川栄洋/配給:東映)。本作の主題歌が『King & Prince』の14枚目となるシングル曲『愛し生きること』となったことが1日、発表となった。
作家・五十嵐律人氏が現役司法修習生時代に刊行した同名法廷ミステリー小説が原作。永瀬は、ロースクールに通い、法曹の道を目指す主人公の「セイギ」こと久我清義(きよよし)役を演じ、ほか、美鈴役に杉咲花、馨役に北村匠海らが出演。「無辜(むこ)ゲーム」と呼ばれる裁判ゲームで実際に起こった殺人事件をきっかけに、3人の仮面の裏に隠された真実が暴かれてゆく。
今回の主題歌起用は1日に開催された『King & Prince LIVE TOUR 2023 ~ピース~』の夜公演で発表。楽曲は、嘘か本当か分からないものに振り回されそうになる時、誰しもが身近な人に支えられている。自分にとって大切な存在がいるからこそ、どんな現実も受け入れて進んでいくことができるというメッセージを込めたバラード曲。永瀬とメンバーの髙橋海人の優しい歌声が切ない余韻を残すものとなっている。
この発表にあわせ2人からコメントが寄せられた。
◯永瀬廉
この映画にふさわしいバラードになっていると思います。どこか救われるような歌詞、曲調が印象的で、耳に残ります。テンポ感は落ち着いているけれど、力強さも感じさせる楽曲だと思います。〈今世界が朽ち果て崩れようとも この胸に誓い合った君と描いたストーリー〉という部分はセイギと美鈴を連想させて、ここはあのシーンを思い出すな、ここはあのキャラクターに通じるな、と映画に重ねて気持ちを作りながら歌っていく作業も楽しかったです。
◯髙橋海人
廉とは、映画の世界をふわっと浄化させてあげられるような楽曲に出来たらいいね、という話をしました。歌詞も、暗さと光、前向きな気持ちが混在しているので、単に寂しく歌う、優しく歌うというだけではなく、さまざまな感情の起伏が見えるように歌えたらいいな、と。自分の中で空想して、この一曲でストーリーを作り上げるような気持ちでレコーディングに臨みました。
映画館に来て、観て、帰るまでお客様を包んであげられる主題歌の役割を担えて、本当に良かったです。
※『法廷遊戯』過去記事
・北村匠海 法服姿やお墓に手を合わせる永瀬廉姿も!「法廷遊戯」場面写公開
・杉咲花 永瀬廉に抱きつき恐る恐る様子をうかがう姿!「法廷遊戯」新場面写
・永瀬廉 弁護士として守る姿!「法廷遊戯」新場面写真5点解禁
※記事内画像は(C)五十嵐律人/講談社 (C)2023「法廷遊戯」製作委員会