アイドルグループ『嵐』二宮和也主演で俳優・波瑠らが共演し10月6日より全国公開予定の映画『アナログ』(監督:タカハタ秀太/配給:アスミック・エース=東宝)。本作の新場面写真と各界からのコメントが4日、公開された。
お笑いタレント・ビートたけしが70歳で書き上げた初恋愛小説『アナログ』(集英社文庫刊行予定)が原作。全てがデジタル化されている世界だからこそ、当たり前の「誰かを大切にする」という気持ちを書きたくなったという動機から始まった作品だ。二宮は、手作り模型や手書きのイラストにこだわるデザイナーの水島悟役を。ヒロインで悟が惹かれていく謎めいた女性・美春みゆき役には波瑠が起用されている。
公開された場面写真は、感情がこみあげている悟(二宮)、そして何やら複雑な感情を抱えているみゆき(波瑠)、それぞれが涙を流す姿が映し出されている。「毎週木曜日に、同じ場所で会う」約束をし、かけがえのない時間を積み重ねていく悟とみゆき。幸せな時間を重ねて、プロポーズまで決意していたはずの2人に一体何が起こったのか。悟とみゆき、そして観客の涙の理由とは……。
■各界からのコメント
・有川ひろ|小説家
……ああ。恋の始まりっていいなぁ。
……ああ。愛はもう始まっていたのか。
・森カンナ|俳優
それでも人は生きて、愛する。
その美しい奇跡の連続を日々感じて、この世界を生きたい。そう思わせてくれた。
・宇垣美里|フリーアナウンサー・俳優
スマホを介さない、アナログな恋愛模様が甘酸っぱい。
透明感に溢れる2人のピュアなやり取りを、ずっと、あのカフェで見守っていたくなった。
・水野良樹|ソングライター
来てはくれないかもしれないひとを待ち、届きはしないかもしれない言葉を伝え、つながることはできないかもしれないひとを、それでも、なお信じるときに、そこで生まれる物語を”愛”と呼ぶのかもしれない。
・阿部詩|柔道家/パーク24
SNS・スマホが当たり前になり、いつでも誰とでも簡単に繋がることができるようになった現代の中で、アナログな付き合いをする二人。
アナログだからこそ、育まれる切ない感情や恋心。こんなピュアな恋、憧れちゃいます。
ラストまで純愛ストーリーでした。
大切な人と過ごすアナログな時間の大事さに改めて気付かされました。
・エルフ 荒川|お笑い芸人
携帯が手放せない私は見る前はどうやって恋愛するの??とさえ思ってしまっていました。
でも、ないから感じる、音、道、出会い、
そして会いたい気持ちがあれば必ず会えますよというみゆきの言葉が全てだと思います
なんか、あっ!そっか。会えるんや。って思いました。
わたしも大切な人に会える気がしてきました。笑
印象的だったのは、役者さんの表情、生活音がとにかく繊細で、会話とかも絶妙にリアルで自分のすぐ近くで起きているような感覚になりました。
家族、友達、職場、当たり前の毎日にいつのまにかあなたがいる。
でもそれは全部当たり前なんかじゃないんだって感じさせられました。
〇〇だから好き、〇〇だからかっこいい
じゃなくてこの人と一緒になりたい。この気持ちだけで全てが引き合っていくんだと思いました。
アナログしか勝たん!!!!!!!
・松村邦洋|お笑いタレント
たけしさんの原作だけに、携帯電話のない時代にもどりたくなりました。
彼女と待合わせの木曜日のドキドキ感が、令和の人にもわかってほしい。
糸電話したり、レトロな喫茶店の時間。 人生をかけて守れる恋。
いいものを認めてくれる彼女に、結婚すすめてくれるおかあさん。
幸せな時間でした
・吉住渉|漫画家
これほど愛せる、大切に思える人と出会えた悟は幸せだなと思います。
夜の海で寄り添う2人、昼の海で糸電話、冬の海でコーヒーをお供にお散歩。
海のシーンがどれも美しく、印象的でした。
・空気階段 鈴木もぐら|お笑い芸人
私が死んだ時は、「アナログ」のパンフレットを棺桶にそっと入れてもらいます。私のとても、大切な人に。
※記事内画像は(C)2023「アナログ」FP(C)2023 T.N GON Co., Ltd.