アイナ・ジ・エンド、松村北斗「キリエのうた」で釜山国際映画祭登場

アイナ・ジ・エンド、松村北斗「キリエのうた」で釜山国際映画祭登場1

 元『BiSH』のアイナ・ジ・エンド、アイドルグループ『SixTONES』松村北斗、岩井俊二監督が4日、『第28回釜山国際映画祭』レッドカーペットイベントに映画『キリエのうた』(原作・脚本・監督:岩井俊二/配給:東映)がA Window on Asian Cinema部門にて招待作品となったことから登壇した。

 『キリエのうた』では、壮絶な運命と無二の歌声を宿したキリエの音楽がつなぐ13年に及ぶ壮大な愛の物語。降りかかる苦難に翻弄される男女4人の人生が、切なくもドラマティックに交錯していく。アイナ、松村にとって国際映画祭に参加するのは今回が初めてとなっている。

 以下、公式レポート部分。

 約5000人が集まった満席の会場のなか、ブラックフォーマルなドレスとスーツに身を包んだアイナ・ジ・エンド、松村北斗、岩井俊二監督が登場。緊張の面持ちの3人は、報道陣や観客に笑顔で手を振りながらレッドカーペットを歩みます。レッドカーペットでは岩井監督が自らアイナ、松村を撮影。つられてアイナ、松村も互いに撮影したり、集まった観客らとともに記念撮影をするなど、映画祭を無邪気に楽しむ一幕も。次第に緊張が解れた3人は、多くのフラッシュと声援に堂々と応え、会場を魅了します。

 アジア最大級の映画祭のひとつでもある釜山国際映画祭のレッドカーペットには日本から宮沢りえや杉咲花らも参加。映画祭のプレゼンターをソン・ガンホが務め、まさにアジアを代表するトップスターらとともに、アイナ・ジ・エンド、松村北斗、岩井監督が世界に『キリエのうた』の魅力を発信いたしました。

 本作は第28回釜山国際映画祭A Window on Asian Cinema部門にて招待作品として上映。キャスト・岩井監督が登壇する舞台挨拶も実施予定している。

 【アイナ・ジ・エンド コメント】
 始まる前は少し緊張していましたが、岩井さんと松村さんとレッドカーペットを歩くと少し強くなれた気がして楽しかったですし、たくさんのお客さんが朗らかに受け入れてくださったことがとても嬉しいです。
 海外で上映までしていただけるなんて、夢みたいなことでまだ咀嚼できていないところもあるのですが、楽しんでいただけたらと思います。
 映画という世界がこんなにも広い空間で愛されているんだなと、ひとつひとつにみなさんが熱量をかけて挑んでいるんだなときょう改めて思いました。

 【松村北斗 コメント】
 自分が歩くような場所ではないと思っていた国際映画祭に、岩井さんの作品で参加できて、きっと死に際に思い出すであろう光景と機会だったなと感じています。
 世界の方にどのようにこの作品が伝わっていくのか、ワクワクしながら待っていますし、素敵な届き方をすることを願っています。
 海外の方に、岩井さんが「大ファンです」と話かけられている姿を見て、さすが岩井さんだなと思いました。

 【岩井俊二監督 コメント】
 自分の映画のキャリアと同時期に始まった釜山国際映画祭なので、ともに時を経てきた特別な映画祭だと感じています。
 今までも世界に作品を届けてきましたが、今回は音楽の魅力もあって、いつも以上にこの作品を好きだと言ってくれる方が多いのではと予感しつつ、この作品をたっぷり味わっていただければと思います。
 今回はソン・ガンホさんとファン・ビンビンさんと握手できました。普段スクリーンのなかでしか会えない彼らの手の温もりを肌で感じることができて嬉しかったです。

 

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