菜々緒「サイコパスの役が亀梨さんで良かった」!『怪物の木こり』コメ&場面写

菜々緒「サイコパスの役が亀梨さんで良かった」!『怪物の木こり』コメ&場面写2

 アイドルグループ『KAT-TUN』亀梨和也主演で俳優・菜々緒、吉岡里帆、染谷将太、中村獅童らが共演し12月1日よりPG-12で公開予定の映画『怪物の木こり』(監督:三池崇史/配給:ワーナー・ブラザース映画)。本作のキャスト・監督のコメントと新場面写真が11日、解禁となった。

 本作は作家・倉井眉介氏が2019年第17回『このミステリーがすごい!大賞』を受賞した同名作が原作。凶器の斧で脳を奪い去る連続猟奇殺人事件が発生。次のターゲットとして狙われたのは、弁護士・二宮彰(亀梨)だったが、実は二宮は犯人をも凌駕する狂気のサイコパスだった。犯人を追う警察と、返り討ちを狙う二宮。追う者と追われる者がどんどん入れ替わっていく、その果てには……というサスペンスとなっている。

 本作のメガホンをとった三池監督は、亀梨の起用へ、「二宮役は演じる本人の中にも二面性が求められるが、彼はいくつもの顔
を持っています。経験豊富なアーティストであり、俳優であり、そしてイメージを売るアイドルという仕事をしていて、外に出れば街を歩いていても買い物をしていても“亀梨くん”でいないといけない。実際にそうやって生きてきた彼の強さが、今回の役柄に自然に発揮されている」。

 さらに、警視庁のプロファイラーとして事件を追う戸城嵐子を演じた菜々緒は亀梨とは度々共演しているが、本作の撮影では初日から、”ゾクゾクしたものを感じた”という。亀梨さん(演じる二宮)のサイコパスな雰囲気が私の中でのイメージにぴったりハマって鳥肌が立つような感覚がしたのを覚えていて、『亀梨さんとこういう風にお芝居が出来て嬉しいな』と思いながらクランクインの撮影を終えました」と撮影のスタートを振り返る。一方で「お話しさせていただくとチャーミングでかわいらしい一面もある」という印象も持つといい、「そのような人柄を知ってい
るからこそ、安心してお芝居でぶつかっていける、安心して委ねられる、という部分もありました。今回このような作品で、お芝居でぶつかっていける、サイコパスの役が亀梨さんで本当に良かったなと思います」と話している。

 戸城と同じく二宮を取り巻くキャラクターの一人で、二宮の本性を知らずに彼を愛する婚約者・荷見映美を演じた吉岡里帆も「亀梨さんは本当に難しい役をされていたと思います。ただ、亀梨さんが座長であったおかげで和やかな現場でした。いつもフラットにコミュニケーションを取ってくださっていたので、楽しい会話をしながら、変に肩に力を入れすぎずに正しい場所に集中して力を入れていくことができました。そういう現場になったのは亀梨さんが座長だったからこそだと感じています」と、コメントを寄せた。

 一方、公開となった場面写真では、亀梨が演じる二宮彰の二面性が垣間見えるカットや、恋人の映美とにこやかにすごすカットも。金を基調とした仕事道具が整然と置かれ、綺麗に整理された重厚感あふれるデスクに座る弁護士然とした”表の顔”と、ラフな服装で何かを睨みつけるようだが、前髪がかかり表情が読み取れない”裏の顔”。連続猟奇殺人事件の捜査の過程で二宮と知り合った戸城は、次第に二宮に”“何か”を感じ取り始めるカットも楽しめる。

 ※記事内画像は©2023「怪物の木こり」製作委員会 

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