俳優・髙橋ひかる、千葉雄大、中島歩、工藤遥、お笑いコンビ『三四郎』相田周二が12日、東京国際フォーラムホールAで生配信ドラマ『あの夜であえたら』（脚本・演出：小御門優一郎）開幕直前囲み会見を開いた。
ニッポン放送とノーミーツが手がける舞台演劇番組イベント生配信ドラマで2022年3月に上演されたオールナイトニッポン55周年記念公演『あの夜を覚えてる』の続編。会場では、舞台上で行われる番組イベントと、舞台裏で行われている物語をカメラで追いかけ、映像でも観劇するという舞台演劇となっている。
明日14日の初日を前に、髙橋は「どうなるかわからないと思っています。上演しながらハプニングに立ち向かっていくという気持ちがあって。演者もハプニングが起こるという感じがしていて。役としても一生懸命ですし」と、想像がつかないようで「明後日本番で不安と楽しみで寝れないです。この気持ちを届けて、みなさんの気持ちをグッと引き寄せられたらと思います」と、意気込みも。千葉も「緊張していません」と言いつつ、噛みそうになっていたりと緊張感を感じさせる様子が。
キャストの間ではとくに、相田に注目が集まっているのか工藤は、「見ていてシビレます」というシーンがあるといえば、髙橋は「毎回違うアドリブも入れてくれるので、面白いんです！」と、期待を寄せる。逆に相田としてはプレッシャーがかかっているようだったが、アドリブ部分のセリフは相田は「もちろん台本にあるセリフですよ！」と、訴えていた。
劇中にはパーソナリティ映像出演として、14日にはお笑いコンビ『オードリー』、タレント・あの、15日には『三四郎』小宮浩信、『日向坂46』松田好花、両日に佐久間宣行が登場する。相田はこの5組のなかで、佐久間が「シーンは本当にちょっとなのに、めちゃくちゃアドリブを入れてくるんです」というと髙橋は、「誰よりも、どの役者さんよりもアドリブを入れてくるので、怯えてます（苦笑）。本番はそのシーンが1番緊張するかもしれないです」と、予測不能の動きへ戦々恐々といった様子だった。
また作品にちなんで、自身が出演するラジオの最終回が来たとしたら？という質問も飛ぶ。髙橋はこの質問に悲しげで、「なんならラジオを増やしたいと思っているので、終わるという考えは持ったことがなかったんです」と話しつつも、「ラジオが終わるってなったら……最後の最後なので思いの丈を全部ぶちまけたいです」と、何に対してかは分からないが、暴露を宣言し、相田から「怖いよ」とツッコミが。中島が「それは不満ってこと？」と確認すると、髙橋は「いいことも悪いことも全部」と、話していた。
最後に髙橋から「エンターテインメントとして、すごく楽しんでいただけると思います。舞台上で巻き起こるアクシデントだったり、舞台を使って歌やダンス、はたまた殺陣をやったりして、“いま何を見せられているんだろう？”、“てんこ盛りなお話だな！”って思いながら観て頂ける作品です。でも、観終わったときに“明日からも頑張れるな”とか、ラジオが好きな人だったら“なんで自分はこんなにラジオが好きなんだろう”とか、好きなものに対しての向き合い方とか、頑張る意味とか、そういうことに対しての向き合い方というか、一種の答えを少し提示できる物語になっているんじゃないかなと思います」と、熱弁を振るっていた。
※記事内舞台写真は©岩田えり
カメラマンからなぜかジョジョ立ちしてほしいというリクエストが飛び応えようとする一同
カメラマンからなぜかジョジョ立ちしてほしいというリクエストが飛び応えようとする一同
ピースを求められることに
ピースを求められギャルピースする千葉
