ナタリー・エモンズ「すき焼きとかモツ鍋とか好き」!デーブ“かつて”と“今”のインバウンド戦略の違いもコメント

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「インバウンド促進新キャンペーン発表会」が開催!

 タレントのデーブ・スペクター、歌手で女優ナタリー・エモンズが6日、東京・銀座シックス ザ グラン銀座 多目的ホールで『インバウンド促進新キャンペーン発表会』に登場した。

 最近よく耳にする外国人が訪れてくる旅行のことを指す単語『インバウンド』。その言葉の浸透もあってか、昨年の訪日外国人旅行者数は2869万人を達成し約4.4兆円と過去最高となった。しかし、近隣のアジア諸国からの訪日者数が85%を占めるのに対し、遠方の欧米豪諸国からの来訪者が少ないという現状がある。そこで欧米豪諸国を含めた世界へ向け、現代アートや最新デジタル技術やアピール力の高い動画などを中心として、2020年に向け本格的なプロモーションを展開していくというもの。

 キャンペーンロゴ「Enjoy my Japan」の公開や、約2分半の日本の豊かな自然や、場所がぎゅっと詰まった動画が公開。

 デーブは、動画を観て、かつてこの日イベントを主催している日本政府観光局(JNTO)に4年間所属していたということを引き合いに、「そのころは、わざわざ日本に行こうという人がいなかったんです。動画を観て、今度こそ行ってほしいところばかり。この数年の間に変わったんです。北海道のスキー場にニュージーランド人とかが行くようになったり、日本のどこにスポットを当てるかというのでハードルが上がっているんです」と、日本の観光戦略が進んだという比較を挙げつつ、「あまり外国人が来ると、私の仕事がなくなるので心配です」と、しっかりとオチもつけることも。

 エモンズも動画へ、「美しい海岸を観て、そんなに美しい海岸があるのかということを感じました。外国人は知らないと思います。歴史とか神社があるところも好きだけれど外国人に教えてあげたくなりますね」と、日本で活動するからこそ理解して連れて行きたい場所が詰まっているとのことで、ハイキングするなら「屋久島とか熊野古道です。8時間歩いたり大変でしたけど、外国人は喜ぶと思います」と、オススメもしていた。

 話が観光地のことに向くと、デーブは、「昔は京都行ったらいんですよとか、箱根に行ったらいいんですよとか、5分で済んだんです。でも、いま猫カフェの違いを説明するだけでも1時間かかる。ある程度までしか言えないんです」と、細分化されていると訴え、「ドン・キホーテとか、立体駐車場というところで円形になってて、スペースの上手の使い方、新幹線の清掃する方の素早さとか、それを見てもらうというのがいいんです。観光客を放っておくこともできるんですよ」と、魅力を伝えるためにあえての方法も伝えることも。

 一方、エモンズは日本に来て最初に観光した場所について、「大阪でのお仕事だったので、大阪城を見て、心斎橋でお好み焼き、京都の清水寺や、伏見稲荷を散策して、奈良で野生のシカの写真を観て早くに奈良の大仏に行きました。シカはすごいアタックしてきてしかせんべい持ったらすぐに来るんです」と、楽しげに振り返っていた。

 さらに、日本の食の話になると、エモンズは、「ネットで調べて博多ラーメンがおいしいと聞いて。すごい並んでたけどおいしかった」「すき焼きとかモツ鍋とか好きで。外国の料理も日本人は上手だと思います」と、食のレベルの高さを感じているようだった。

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