アイドルグループ『WEST.』の重岡大毅主演で2024年1月12日より全国公開を予定している映画『ある閉ざされた雪の山荘で』(監督:飯塚健/配給:ハピネットファントム・スタジオ)。
本作のロング予告が20日、解禁。『WEST.』による主題歌『FICTION』が初披露されるものとなった。
作家・東野圭吾氏が1992年に発表した同名長編小説が原作。登場人物が全員役者であり、彼らが挑む新作舞台の主役の座をかけたオーディションの最終選考が、“大雪で外部との接触が断たれた山荘”という架空の密室空間で行われる設定となっている。重岡は異なる劇団から参加した“部外者”の主人公・久我和幸役を演じている。ほか、中条あやみ、岡山天音、西野七瀬、堀田真由、戸塚純貴、森川葵、間宮祥太朗も出演となる。
本予告映像は、今回のオーディションに唯一“部外者”として参加した主人公・久我が、憧れの劇団“水滸”(すいこ)のメンバーたちと出会うシーンから始まる。7人が演じるシナリオは、<大雪で閉ざされた山荘で巻き起こる殺人事件>という設定だったが、血痕を残して一人が姿を消す……。登場人物たちは、「本物の連続殺人事件なのではないのか?」と次第に疑心暗鬼に陥っていく。果たしてこれは、演技<オーディション>なのか、それとも事件<連続殺人>なのか?そして、それぞれの隠された過去が交錯してゆき、惨劇は加速してゆく……。
さらに、本映像では『WEST.』による本作のための書き下ろし主題歌『FICTION』の楽曲も初解禁。“単調なノンフィクションに飾られた騙し絵”“どこからどこまでフィクション?”などと本作を彷彿とさせる歌詞も印象的なものとなっている。
この『WEST.』の楽曲起用に重岡からコメントが寄せられた。
――今回の主題歌の楽曲イメージは?
重岡:何かこうハラハラドキドキする感覚も楽曲にあるし、スピード感だったりとか、深みもあるし。
あとやっぱ散りばめられた歌詞が、本当にこの映画とリンクするものだから。
それこそこの映画もそうだけど、飽きさせない音楽になっているなっていうのは思うかな。かっこいいっす。シンプルに。
――レコーディングで意識したことってありますか?
重岡:まあ、ちょっと歌ってると、自然と映画の事を思い出したけどね俺は。やっぱり自分が出演している映画だったから。
そしてWEST.として歌って、劇場で流れるんだろうなと思うと嬉しかった。
――楽曲披露に際しての気持ちメッセージをお願いします。
重岡:そうですね。そのメッセージは何か込めてパフォーマンスしたいなって思うから、そこは楽しみにしていただければと思います。