俳優・高橋一生(37)が8日、都内で『ルーヴル美術館展 肖像芸術―人は人をどう表現してきたか』記者発表会に登場し、司会は日本テレビの青木源太アナウンサーが務めた。
ルーヴル美術館所蔵の古代オリエント美術からイスラム美術まで全8部門を代表する約110点の肖像芸術が一堂にそろう。27年ぶりの来日となるヴェロネーゼ作で、どこから見ても目が合うことがないといわれる肖像画の傑作『美しきナーニ』をはじめ、3000年以上前の古代エジプトの棺用マスク、古代ローマ皇帝やルイ14世、ナポレオンなどの君主像など見どころ満載だ。高橋は本展のオフィシャルサポーターに就任とともに音声ガイドのナビゲーターも務めることが発表となった。
高橋はスーツ姿で登場し、「日仏友好160年という記念すべき年に光栄です。顔の表現には大変興味があるので、先人たちの美術を見て勉強させて頂いて楽しませて頂ければ」と、あいさつを。
気になるのは「メッサーシュミットの性格表現の頭像ですね。この人は銅像を何体も作られていて、写実的な表現をするのかなと思ったら、顔の歪んでいるものも作っていて。宮廷のお抱えの方だったんですけど、何を思って銅像を作り続けたのかなと気になっていますね」と、その思考を辿りたいよう。
さらに、今回のオフィシャルサポーターを務めるに当たって、ルーヴル美術館にも来月に行くそうだが、「初めてで楽しみです。自分の心がどう高揚するのか楽しみですね」と、ニッコリ。
音声ガイドを務めることへは、「この声が友人や事務所の方から、眠くなると言われておりまして、ハキハキと美術に没頭できるように少しでも助けになるようになれればと思います。どうか眠くならないように(笑)」と、お茶目なコメントも残していた。
『ルーヴル美術館展 肖像芸術―人は人をどう表現してきたか』東京展は5月30日から9月3日まで国立新美術館にて、大阪展は9月22日から2019年1月14日まで大阪市立美術館にて開催!
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