声優・関智一、花澤香菜が、東京・品川のガレリアホールで舞台『パ・ド・ドゥ』(演出:野坂実)ゲネプロを開催した。
脚本は『新・科捜研の女’05』や『はみだし刑事情熱系』シリーズの人気ドラマなどの脚本も手掛ける人気劇作家・飯島早苗氏の同名戯曲。元夫婦で、ある殺人事件を通して現在弁護士と、弁護される側となった二人が対峙する会話劇となっている。2人以外にも声の出演として、伊藤静、岩田光央、大塚明夫、高木渉、野島健児、日髙のり子、水島裕、山寺宏一となっている豪華舞台だ。
初日を前に2人からコメントが寄せられた。
●関智一【弁護士・名塚健治 役】
本日は、ご来場誠にありがとうございます。
花澤さんと2人で…頼れるのはお互いのみっていう環境の中で、花澤さんを信頼して身を委ねて挑もうと思っておりますので、みなさんも2人の行方がどのような結末に至るのか、その目にしっかりと焼きつけて、お帰りいただければこれ以上ない幸せでございます。
最後までどうぞお楽しみください。
●花澤香菜 【日向草子役】
去年の8月、朗読劇『アルセーヌ・ルパン#2“虎の牙”』の本番日に、関さんから「2人舞台やらない?」と誘っていただきました。関さんにバディに選んでいただけて嬉しいのと、本の面白さと、この経験を自分の糧にしたいという理由でお引き受けしましたが……私、毎日怖くて鳥肌が立ちます吐きそうです!(笑)
百戦錬磨の関さん演出の野坂さんスタッフのみなさまの胸をお借りして、頑張ってまいります。
お客さまに楽しんでいただけますように!!!
舞台『パ・ド・ドゥ』は28、29日に全4回公演で上演!
【あらすじ】
殺人罪でつかまった元妻・草子の弁護をすることになった弁護士・名塚健治。
被害者は元妻の現恋人。
草子の部屋のベランダから転落し、意識不明の重体となったのである。
検察側は、殺意を持って突き落としたものとして草子を逮捕した。
彼女は容疑を否認したが、検察側にはなにやら決定的な証拠がある様子。
名塚は草子の無罪を勝ち取るために草子の話を聞く。
しかし、草子の話は内容が二転三転……。
一体、草子は何を考えているのか。
そして彼女は本当に恋人を殺そうと突き落としたのではないのか…。
※記事内写真は撮影:阿部章仁