俳優で声優の戸田恵子(66)、タレント・中山秀征(56)が、11月1日、東京・二子玉川ライズスタジオ&ホールで行われた日本最大規模の子ども国際映画祭『第30回 キネコ国際映画祭』のオープニングセレモニーに登場した。また、スペシャル・サポーターの俳優・高橋克典(58)、歌手・横山だいすけ(40)、落語家・桂宮治(47)も出席した。
1992年から毎年11⽉に行われる⼦どもから⼤⼈まで楽しめる国際映画祭。今年は、「PLAY and PRAY for peace ~遊ぼう。平和の祈りを込めて。~」をテーマに、11⽉1⽇〜6⽇の期間、⼆⼦⽟川ライズや⽟川髙島屋S・C、⼆⼦⽟川公園などを中⼼とした⼆⼦⽟川の街⼀帯が映画館となって開催される。1才から6歳を対象にした幅広いテーマの、全世界17ヶ国から60作品がコンペティション上映される。
オープニングセレモニーでは、30周年記念メモリアル動画上映や、桂宮治による落語(ダジャレの小噺)、そしてスペシャルゲスト全員での映画の⽣吹き替えを⾏う“ライブシネマ”に挑戦するなど、様々なコンテンツで「子供審査員」や「ティーンズ審査員」たちをはじめ親御さんや世界各国の来場者たちを楽しませた。
30回の開催中、15回参加しているジェネラル・ディレクターの戸田は、係わるきっかけについて、同映画祭のウリというか、世界の映画祭を見渡しても唯一といっていい映画に生で声をあてる“ライブ吹き替え”の「キャストとしてオファーされたんですが、最初はあまりにもやることが多すぎて『来年は辞めよう、来年は辞めよう』と最初は思っていた」と、苦労した時代を回顧。それでも続けてきた理由を、「本当に映画が素晴らしすぎて、それを伝えたい思いだけで15年やってきました。ライブ吹き替えで子供たちが笑ってくれたり、感情・歓声が嬉しかった。子供たちのキラッキラした瞳が忘れられない。これからも元気である限りやりたい」と、思いを熱く語った。
一方、戸田に次ぐ13回参加のプログラミング・ディレクターの中山は、「最初は手作りで、場所も転々としていて流浪の映画祭でした。それが、これだけの大きなステージ、これだけの大きな会場でできるようになったことうれしく思います。この映画祭は子どもたちの為にあります。大人たちが協力することで子どもが世界に羽ばたくチャンスを得ることができる。この映画祭がその第一歩になれば」と、同映画祭の意義と思いを語った。
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