声優・中村悠一が12日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで劇場アニメーション『駒田蒸留所へようこそ』(監督:吉原正行/配給:GAGA)公開記念舞台あいさつに駒田琉生役の早見沙織、高橋光太郎役の小野賢章、河端朋子役の内田真礼、安元広志役の細谷佳正、駒田滉役の堀内賢雄、駒田澪緒役の井上喜久子、吉原監督とともに登場した。
働くことをテーマにしたアニメ『花咲くいろは』、『SHIROBAKO』などを手掛けているアニメ制作会社『P.A. WORKSによる「お仕事シリーズ」最新作はオリジナル長編。ジャパニーズウイスキーを製造している「駒田蒸留所」を継いだ若き女性社長・駒田琉生の蒸留所の立て直し、バラバラになった家族、幻のウイスキーの『独楽』復活を目指すという物語となっている。
上映後に登壇したキャスト陣。井上といえば“17歳”アピールのあいさつをして観客に「おいおい!」とツッコまれるあいさつをすることでおなじみだが、この日も定番のあいさつで沸かせたものの、続く中村が「やりにくいんだけど」とツッコミつつ、井上は「ごめんねもらい事故になって」とおっとり声でお詫びしていた。
中村が声を当てた駒田圭は、琉生の兄で駒田蒸留所の次期社長といわれていたが経営方針の違いで退職し、桜盛酒造に勤めているという役どころ。それでも役としては「難しいなと思って。会社をどうこうするつもりというのがないのでそこをどう見せるのかというのがあって」と、演じる上で難しかったという。
しかし、中村としては父親・滉からあるメッセージを託されていたにもかかわらず、それが反映されていなかったのではと「台本を読んで涙しながらもひっかかっていたんです」と監督に詰め寄りだし、監督は「たぶんそのメッセージは涙があったので」と飛んでしまったではと話を作り上げていたが、中村は訝しげに「自分でいい話だと思ってるでしょ!」と、ツッコんで爆笑をさらっていた。
また、この日は“駒田ファミリー”勢ぞろいということで、堀内がそのことをアピールしつつ「男性陣キャストはギャングみたいだな」というと、中村が堀内に向かって「オヤジ!」と言い出し、細谷も乗っかって、悪ふざけしだす一幕もあり盛り上げていた。
『駒田蒸留所へようこそ』は公開中!
※中村悠一過去記事
・「おそ松さん魂伝」6つ子キャスト登壇!中村悠一「歴史が僕を」
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