声優・小野賢章が12日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで劇場アニメーション『駒田蒸留所へようこそ』(監督:吉原正行/配給:GAGA)公開記念舞台あいさつに駒田琉生役の早見沙織、河端朋子役の内田真礼、安元広志役の細谷佳正、駒田滉役の堀内賢雄、駒田澪緒役の井上喜久子、吉原監督とともに登場した。
働くことをテーマにしたアニメ『花咲くいろは』、『SHIROBAKO』などを手掛けているアニメ制作会社『P.A. WORKSによる「お仕事シリーズ」最新作はオリジナル長編。ジャパニーズウイスキーを製造している「駒田蒸留所」を継いだ若き女性社長・駒田琉生の蒸留所の立て直し、バラバラになった家族、幻のウイスキーの『独楽』復活を目指すという物語となっている。
昨年アフレコしたものがついに公開されたということで、小野は「ウイスキーと一緒で熟成させたものを“行ってらっしゃい”という気持ちです。やっとみなさんに観てもらえると思っています」と、感慨深げ。
小野が声を当てた高橋光太郎はニュースサイトの記者だが仕事への情熱が持てず、駒田蒸留所への取材も熱意なく臨んでいるという役どころで「共感する部分が多いんです」という。
「“こういうところ自分にもある”とか、思うところがすごくあるんじゃないかと思って。本当に好きでこの仕事をしているって、全員そうなら良いと思いますけど、なかなかそうはいかず、そのなかでやりがいを見つけることが大変で。映画の中では物語が進むなかで、“知れば知るほど面白いじゃん”というのが丁寧に描かれていて、観ていて勇気をもらえるというか、自分の居場所を見つめるきっかけになればと思うんです。やりがいとかを見つけて行けるんじゃないかと思う作品だし、そう言うところを担っている役どころなんじゃないかなと思いましたね」と、想いをとうとうと語った。
劇中でウイスキーができあがるまで最低でも3年が必要にかけて『3年後の自分に向けた言葉』をフリップで発表。『好きなものかわってないですか?』と、アピールしていた。
『駒田蒸留所へようこそ』は公開中!
※小野賢章過去記事
・早見沙織、小野賢章、内田真礼「駒田蒸留所へようこそ」イベ開催
・早見沙織、小野賢章、内田真礼、細谷佳正ドレスアップして東京国際映画祭登場
・ムビナナ“IDOLiSH7”舞台挨拶!小野賢章「愛されるコンテンツ」感謝