俳優で歌手・福山雅治が13日、長崎・長崎市の長崎スタジアムシティで『NAGASAKI STADIUM CITY 前年祭 PREMIUM PARTY』にサプライズ出演した。
ジャパネットグループでスポーツ・地域創生事業を担う株式会社リージョナルクリエーション長崎が、長崎スタジアムシティを2024年10月14日に開業することを発表。福山は開業に合わせて、長崎スタジアムシティのクリエイティブプロデューサーを務めており、長崎出身という縁もあり、こけら落としライブを開催を予定している。
福山の登場はサプライズ。1000人の観客から拍手を浴びる中、福山は「帰ってきたばい福山です！」と声をかけるとともに、「こんなに歓迎してもらって嬉しいです。みんなの熱気がステージまで伝わってきました！」と、感激。
「18歳で長崎を出ましたが、この街がいろんな選択肢がある街になればいいと思い、長崎スタジアムシティのクリエイティブプロデューサーを引き受けました。この街にいて、いろんな人生が選べる広がるプロジェクトだと思います」と、今回の話を引き受けた経緯も触れた。
CMの撮影で建設地へも行った福山は「かっこいい建物をつくってるひとはかっこいい。建築現場の方の安全もプライドを持って現場で作業している。携わる1人1人、誇りを持ちながら」と実際に見た景色を興奮ぎみに話していた。
長崎の魅力へ福山は「いろんな物語がある。歴史的な建造物や名所など長崎のもつ物語は興味深く誇らしく思っています。さらに輪をかけて素晴らしいのは、それを県外の人が求めてやってくると、丁寧で親切に教えてくれる人が多い。そんな長崎の人の温かさや気持ちを誇らしく思う」と、胸を張れる歴史を。
さらにこけら落としライブを開催することを発表した福山。「実はこけら落としは一度もやったことがないんです。こんなに重要な大役を、長崎の大いなる一歩を踏み出す長崎スタジアムシティでオファーをいただき、大変光栄です。熱く熱く盛り上がり、ひとつになりましょう！長崎だけでなく、日本全国の皆さんにこの熱量をに届け、長崎ですごいことが始まったんだという期待を、アジアや世界にも発信するライブにしたいです」と、前を見据えると大きな拍手が起こり、「この流れで歌いたいくらい！」と、ニッコリだった。
そして、「もともとあるものがなくなっていく寂しさはある、新しいものができたとき、その新しいものにエネルギーが集まり光を放つ。古き良き、歴史や伝統を光で照らし、また輝かせ、相互作用が広がることでどちらも輝くものだと僕は思います。みなさんの協力なしにはなしえない。一緒に楽しみましょう」と、メッセージを寄せていた。
ほかにも、長崎を1年かけて回る、長崎スタジアムシティキャラバンカーに直筆応援メッセージを書いたりと、さらなる盛り上げへの機運を高めていた。
