アニメ『ガールズ＆パンツァー 最終章』（監督：水島努／配給：ショウゲート）第4話4D上映記念舞台あいさつが23日、東京・グランドシネマサンシャイン池袋で開かれ『大洗女子学園』“あんこうチーム”西住みほ役の渕上舞、『黒森峰女学園』逸見エリカ役の生天目仁美と赤星小梅役の仙台エリと小島エミ役の葉山いくみが登場し、司会は『大洗女子学園』“カメさんチーム”河嶋桃役の植田佳奈が務めた。
戦車を使った武道「戦車道」が大和撫子のたしなみという世界で、女子高校生たちが『戦車道』を繰り広げるハートフルタンクストーリーとして、2012年から13年にかけTVアニメが放送され人気を博した“ガルパン”の略称で知られる『ガールズ＆パンツァー』。TVアニメのその後を描いた『ガールズ＆パンツァー 劇場版』も15年11月に公開され1年以上上映され続けるという異例のロングランとなり、25億円を超える興行収入というアニメ映画史にも名前が残るものとなった。17年12月からは『最終章』と題して、劇場版のさらにその後を全6話で描いており現在第4話までが上映されている。
4Dについて関係者向けの最終チェック上映で生天目と仙台はいち早く体験したのだとか。その試写が行われた時間へ生田目が「深夜12時すぎで。電車もないから自動車で行って」というと仙台は「誰も居ないと思ったら、“なば”（生天目の愛称）がいて。私たちの前に水島監督が座ってたよね」と、懐かしげ。
その上映では、生田目は「私たち一番最初のシーンで『わー！！』って叫んでて」とあまりの迫力に思わず声が出たと2人で笑い合っていたが、仙台は「監督たちのチェックだったから、本当は騒いじゃいけなかったのかもって」と、反省点もあるのだとか。
そんな4D体験へ、仙台は戦車にたとえて「また乗りたい！」といえば、生田目は「シートベルトが欲しい感じ！」「頭がシートに何度もぶつかった」と動きの激しさを窺わせ、これには観客たちも大共感といった様子を見せていた。
一方、まだ体験していないという渕上は、「すぐ追いつきます！」と宣言しつつ、「雪山で滑走するシーンは舞台あいさつとかでさんざんお話した部分だったので体験してみたいです。もしかたしたら、高所恐怖症の人は無理なんじゃないかって」と想像をめぐらせると、生天目は「息が止まるよね」と、そのシーンの迫力も伝えていた。
そして葉山から、「こんなに4Dが似合う映画はないんじゃないかと思うので、何度も足を運んで頂ければ」とアピールし、仙台も「また“戦車”に乗りに来たいと思います」と興奮気味だった。
アニメ『ガールズ＆パンツァー 最終章』は4Dともに上映中。
