俳優・北村匠海が24日、東京・丸の内TOEIで映画『法廷遊戯』(監督:深川栄洋/配給:東映)大ヒット御礼舞台あいさつを“キンプリ”ことアイドルグループ『King & Prince』永瀬廉、俳優・杉咲花、深川監督とともに登場した。
作家・五十嵐律人氏の同名法廷ミステリー小説が原作。永瀬は、ロースクールに通い、法曹の道を目指す主人公の「セイギ」こと久我清義(きよよし)役を演じる。ほか、美鈴役に杉咲花、馨役に北村匠海らが出演。「無辜(むこ)ゲーム」と呼ばれる裁判ゲームで実際に起こった殺人事件をきっかけに、3人の仮面の裏に隠された真実が暴かれてゆく。
今月10日に公開し週末の動員・興収ともにランキング3位でスタートした本作。公開から2週間経ち、「小学校の恩師の先生から連絡が来ました。先生としてすごいなと言ってくれて」と、しみじみ。
続けてSNSで募集した「ほ・う・て・い」から始まる本作にかんする質問に答えるコーナーが展開。永瀬が「リアルに大変だったのは洞窟のシーンです。凍えたよね。全員そう言うと思います。寒かったし、昼夜わからんし、どこ行っても同じ風景でメンタルも“ウッ”となるなか緊迫するシーンを撮るのは心身ともに大変でしたね」と、しみじみ。
北村もこのシーンに共感し「僕はいろいろあって洞窟のシーンで地面に寝てるんです。あれは本当に大変だった。役者における眠っていたりとか、亡くなっている部分って一番大変だと思ってて。寒かった……冷たかった」というと、永瀬はなんと本作主題歌『愛し生きること』の一節『♪冷たく~ないさ孤独の雨も』を替えて「♪冷たく~ないさ洞窟の床も」と歌いだし、その最後に「ありがとうございました」とニッコリと話題を締めて拍手を受けて大盛りあがり。これに北村が「僕らいなくていいじゃん」と、苦笑いも浮かんだ。
続けて作ってほしい法律は?という質問が挙がったが、「駐車場で1万円を使えるようにしてほしい。そう定めてほしい」と訴えると、永瀬が「匠海くんみたいにスーパーアーティストは1000円とか5000円とか持たないんですよ」と、イジりだし、北村は一瞬詰まったが「そうですね」と乗っかり切ってトークを盛り上げる一幕があった。
その後、観客たちをバックに記念撮影が行われ、熱気にあふれるなかイベントは終了となっていた。
映画『法廷遊戯』は公開中!