田中麗奈 映画「おもてなし」の監督が「鬼のように厳しい」理由に納得の説明!出演は「必然」と感じたワケとは?

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田中麗奈 映画「おもてなし」イベントに登場!

 女優・田中麗奈(37)が15日、東京・渋谷のユーロライブで日台合作映画『おもてなし』(監督・撮影・編集:ジェイ・チャン/配給:株式会社松竹撮影所 株式会社ニチホラン)特別試写会に登場した。

 田中と台湾俳優ワン・ポーチエのダブル主演作品。琵琶湖畔にある老舗旅館・明月館を舞台に、父が亡くなり母を支えるために出戻った梨花、明月館を買収して再建する実業家チャールズの息子ジャッキー(ポーチエ)が日本のおもてなしの心を学びながら人生の再スタートを切る姿が描かれる。

 黄色いロングドレス姿で登場した田中。同日の夕方に開催された第72回毎日映画コンクールでの助演女優賞受賞後とあって観客たちから暖かく迎えられるなかでのものに。

 本作では流暢な中国語を披露している田中だが、2005年に日中合作連続ドラマ「美顔(メイイェン)~愛上世紀初~」に出演したことから中国語を勉強したという機会もあり「台湾と本当にご縁があるなって思いました。また中国語を使う機会があればと思っていたので、必然のような気もして本当に嬉しかったんです」と、ニッコリ。

 ジェイ監督については、監督兼脚本兼カメラマンと1人3役をこなすパワフルさで「そういう方とご一緒するのが初めてで非常にスリリングな現場でした。本当に綺麗な映像で、こんなにピュアな目で日本を見てくれているんだって」と、感心することが多かったのだとか。しかも、「現場では鬼のように厳しい監督で、お芝居も指示しながら、キャメラマンとして目線とかみんなのバランスも見ているので、ちょっとした1、2ミリというくらいのところまで目を見張られていました。角度とか傾きで変わってきてしまうんですよね」と、いい緊張感もあったようだ。

 さらに、本作に出演する香川京子から学ぶことも多かったようで、「ご一緒したことは俳優として貴重だったなって。何か女優として教えても頂いているような導いてくださっているような感じも画面を見て感じました」と、さらなる成長にもつながったようだった。

 イベント後半には急きょティーチインコーナーも開催。田中の美貌の秘訣やオススメの温泉といったざっくばらんで、そのなかでも印象的だったシーンへ「名言がたくさんあります。『人生がこんなに短いなんて誰も教えてくれなかった』、『やり残したことがない人生はつまらない』とかですね。脚本が耳に残ることを描いてくれてました」とも。現場でのハプニングも問われ、通訳者がハードな撮影で寝てしまったため田中が通訳を担当したことなどを笑いながら話していた。

 最後に田中から「日本ってすごく綺麗なんだなって思いましたし、日々を大切にしたくなるような映画です。観ていて1人1人のアルバムをめくっているような気持ちでした」と、感想を寄せていた日台合作映画『おもてなし』は3月3日より有楽町スバル座ほか全国順次公開!

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