映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』(監督・脚本:ポール・キング/配給:ワーナー・ブラザース映画)大ヒット舞台あいさつが19日、東京・丸の内ピカデリーで開かれ日本語吹替キャストで主人公ウィリー・ウォンカ役で『Da-iCE』のボーカル・花村想太、ヌードル役のセントチヒロ・チッチ、ウンパルンパ役の松平健、警察署長役で『チョコレートプラネット』の長田庄平、謎の神父役の『チョコレートプラネット』の松尾駿が登場した。
“チャリチョコ”の略称でも親しまれているファンタジー映画『チャーリーとチョコレート工場』で癖のある工場長ウィリー・ウォンカの若き日にスポットを当てた作品。夢見ることを禁じられた町で、亡き母と夢見た世界一のチョコレート店を作ることを目指す歌と魔法のファンタジー作品となっている。
12月8日に日本公開を迎え、全国356劇場、873スクリーンで公開し、週末の興行収入は3日間で4.1億円を突破(初週3日間興行収入 417,110,380円、動員266,773人)。これまで2週連続第1位だった「翔んで埼玉-琵琶湖より愛を込めて-」を超え、動員・興行収入ともに初登場1位を飾り旋風を巻き起こしている。しかも、完全吹き替え版を選んで観に来てくれる方も多いことが伝えられた。
この反響に花村は、「僕のことを知らない方も足を運んでくださって。作品を観て気になられた方が、誰がやっているんだろうとエンドロールで知ってくださった方が多くて、毎日のようにエゴサーチしています」とニッコリ。さらに、「レコード大賞を獲ったときも友達3、4人くらいしかメッセージが来なかったんですけど、今回は7人くらい来ました」と胸を張ったが、その数にチョコレートプラネットがツッコミを入れると「友達が少ないので」と、苦笑い。
作品のテーマにかけて、『2024年の夢』をそれぞれ発表。カードに夢を書くものとなったが、一体誰が書いたのかはシークレットで、その夢を当てることにも。花村は『もう一度“声優”がしたい!!』と願望をしたため「声だけで表現するというお仕事を通して、表現力をこんなに高めてくれるんだと思って。また挑戦したいと思いました」と、自身の成長につながったことが大きかったそう。ちなみに、劇中での歌唱へは、「普段の歌の派生ではなく、切り替えたつもりはないですけど、そのの空気感に合わせることが大事なので、必然的に変わりました」と、変化があったことを語っていた。
一方、チッチは『未知との遭遇』としたためていたが、これについて「UFOを見ました!」と、元気よく明かす。「青森と静岡で見たんです。静岡のときは『BiSH』時代にイベント中だったので、ファンの方にも見てもらって『UFOだね』って言ってて。だから『UFO』です!」と、さまざまなポーズを交えて話に説得力を添えて展開し、観客たちを和ませていた。
本作に出演しているウンパルンパといえば、1度見たら頭に焼き付くような奇妙なダンスと、思わずクスリと笑ってしまうような歌詞が特徴のウンパルンパの曲があり、こちらも見どころの1つ。本イベントでは、そのダンスをキャスト・観客と一体となってダンスするコーナーを開催。本日登壇のキャスト陣はジャンルこそ多様ながら、歌って踊れる面々が集結しているだけに、華やかなダンスで彩るものとなった。
そして花村から、最初どいう反響になるかと不安だったんですが、本当にこの作品に挑戦してよかったと思いました。新しいことに挑戦して、後悔ない時間を過ごせたなって。この経験を経て、自分の夢と向き合って、『Da-iCE』というグループで紅白に出たり、東京ドームに立ちたいという夢をくれた作品になりました」と、パワーをもらったとしみじみ話していた。
映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』は公開中!