俳優・宮世琉弥と原菜乃華がW主演し2024年3月15日より公開予定の映画『恋わずらいのエリー』(配給:松竹)。本作に俳優・小関裕太が出演していることが23日、発表となった。
同作は藤もも氏が『デザートKC』(講談社)に連載したシリーズ累計発行部数210万部を突破している作品。学校イチのさわやか王子ながら裏では口が悪い“オミくん”近江章(宮世)と、“恋わずらいのエリー”の名で妄想をつぶやくことが日課の妄想大好き女子“エリー”市村恵莉子(原)の2人だけの秘密が巻き起こす、胸キュンラブストーリー。
小関は、自身初の教師役となる汐田澄(しおた・すみ)役で出演。宮世演じるオミくんの叔父であると同時に、原が演じるエリーの担任という役どころ。甥と叔父という関係から、学校でも唯一、汐田先生の前では素の顔をみせているオミくん。ある日、汐田が担当する国語科準備室の前を通りかかったエリーは、先生とのやり取りからオミくんが実は口の悪い“ウラオモテ男子”だと知ってしまう……。今回小関は、オミくんとエリーが初めて言葉を交わすシーンに登場し、不器用な2人の恋を、陰ながら応援する繊細な演技を披露する。
この発表にあわせて、劇中でオミくんとエリーを国語科準備室の窓から優しく見守る様子を捉えた場面写真に加え、主演の宮世とのオフショットも解禁となった。
小関からは、「今回初めての先生役なのですが、遂にその年齢に来たかと、凄く嬉しかったです。高校生たちが奮闘している姿がメインになるので、先生としては“見守る”ことに徹しようと思っていますが、そんな中でも先生自身の若い頃はどうだったんだろうと感じてもらえる方がいたら嬉しいです。先生にもやっぱり学生時代があり、その時どんな経験をして、どんな目線でみんなを見ているのかと想像してみるとまた違う見え方になってくるのではないでしょうか。この作品は原作も台本も読み進めるのがすごく楽しくて。たくさんいるメインキャラクターそれぞれの物語が描かれているので、観れば観るほど観応えのある映画じゃないかなと思っています。ぜひ、ワクワクドキドキしながら待っていてください」と、メッセージを寄せている。
※記事内画像は(c)2024「恋わずらいのエリー」製作委員会 (c)藤もも/講談社