アイドルグループ『WEST.』の重岡大毅主演で2024年1月12日より全国公開を予定している映画『ある閉ざされた雪の山荘で』(監督:飯塚健/配給:ハピネットファントム・スタジオ)。本作のキャストインタビュー特別映像が28日、解禁となった。
作家・東野圭吾氏が1992年に発表した同名長編小説が原作。登場人物が全員役者であり、彼らが挑む新作舞台の主役の座をかけたオーディションの最終選考が、“大雪で外部との接触が断たれた山荘”という架空の密室空間で行われる設定となっている。重岡は異なる劇団から参加した“部外者”の主人公・久我和幸役を演じている。
今回公開されたインタビュー映像は、重岡をはじめ中条あやみ、岡山天音、西野七瀬、堀田真由、戸塚純貴、森川葵、間宮祥太朗が見どころを語るというもの。それぞれが思う本作のポイントを語っており、本編映像とともに、原作者の東野圭吾も太鼓判を押す、伏線だらけのトリックについてたっぷりと語り合っている。
おすすめポイントを聞かれた中条は「起きている事は演技なのか、事件なのか、(出演者)全員が容疑者」である点が見どころだと明かした。同世代の俳優たちが集結した本作、劇中では主演の座を争い、互いに意識し合う俳優役を演じる。森川は「役者が役者を演じるおもしろさ」を推し、戸塚は「話す台詞すべてが伏線で、見どころをいうとネタバレになるぐらい言える事がない」と仕掛けられた伏線の多さを強調。
また、メガホンを執った飯塚監督と過去に何度もタッグを組んでいる岡山は、「東野圭吾さんと監督の作風の混ざり合い」をポイントに挙げており、監督が加えた映画オリジナルの展開にも注目だ。
堀田は「トリックが一つじゃなく、二重三重になっていて最後までドキドキ」、更に、「謎解きを普段からやっている私でも最後までどうなるか全くわからなかった」と西野。
劇中では、【“大雪で閉ざされた山荘”という架空のシチュエーションで起こる連続殺人事件】を俳優たちが演じるが、間宮は「芝居でサスペンスを成立させていて、エンタメとしても楽しめる」と演技と事件が絡み合っていく構造の面白さに加え、本作が全体を通して、エンターテインメントとして成立している点にも言及。
キャストそれぞれが核心を避けながら見どころを語り、ラストに仕掛けられた展開に期待が高まる中、重岡は「犯人は××××」とまさかのネタバレも飛び出す……!?
■解禁映像
https://www.youtube.com/watch?v=DQZ0-CPnEF8
※記事内画像は(c)2024映画『ある閉ざされた雪の山荘で』製作委員会 (c)東野圭吾/講談社