俳優・浜辺美波が10日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで映画『サイレントラブ』（監督：内田英治／配給：ギャガ）完成披露試写会にアイドルグループ『Hey! Say! JUMP』山田涼介、野村周平、古田新太、内田監督が登壇した。
『ミッドナイトスワン』などを手掛けた内田監督オリジナル脚本の最新作。希望もなくただ生きているだけの主人公・蒼（山田）が、事故で目が不自由になるもピアニストの夢を持つ音大生の美夏（浜辺）と出会ったことから始まる切ないラブトーリー。
青のドレス姿で登場した浜辺。ピアノを演奏するそうだが、「撮影の3ヶ月前から先生についてもらって練習しました」と準備をしっかりしていたそうで、続けて「それと盲学校に行って白杖の使い方を教えてもらったり、現場で山田さん、野村さんと今この瞬間どういう感情に身を任せました」と語った。
撮影の際には体温で相手のことを感じる瞬間が訪れたという浜辺。「気配が（山田なのか野村なのか）どっちがどっちなのか分かるくらいになって。台本を読んだときは体温で感じるというのが分からなかったのですが、実際に撮影に入ってみると説得力をを感じて納得しました。そこで存在感の大きさを感じることが多くて。2人の温かさで、スムーズにいきましたね」と、体温で感情をも感じ取れたのだとか。
ただし、「いまはどうだか分かりません」としつつ、なぜそのときと現在が違うのかへ「あのときは目線を落としていたので、そこが研ぎ澄まされていた気がしています」とのことだった。
また、トークテーマに今年やりたいことは？というものもあがった際に、「まずサイレントラブを頑張ること」。さらにそこから、出身の石川県内・能登地方で1月1日に起こった地震のことを踏まえ、落ち着いたタイミングで、「あらためて地元に友達とホテルを取って旅行したいなって。今年はシーズンをずらしていって観光をしたいと思います。今年やりたいと思いました」と、気持ちを語っていた。
記念撮影は観客たちをバックに特効も入る派手なものに。その写真撮影の際にカメラマンたちから、作品の“LOVE”にちなんで手や指で「ハートでください」とリクエストが。これに浜辺は気恥ずかしかったのか、しばらくはにかむように笑っていたが、ほかの4人が積極的にしているのを見たからか、自身もハートをいくつかのバリエーションで見せて、笑顔の花が咲くものとなっていた。
映画『サイレントラブ』は26日より全国ロードショー予定！
野村の表情に爆笑する浜辺1
野村の表情に爆笑する浜辺2
