現役女子高生タレント・井上咲楽(18)、お笑いコンビ『アンガールズ』田中卓志(42)が20日、東京・秋葉原のアキバシアターで映画『IT/イット それが見えたら、終わり。』のDVD&Blu-ray発売を記念した絶叫上映イベントに登場した。
作家スティーブン・キング氏原作の本作は高校生など若い層を中心にSNSで口コミが広がり、学生グループやカップルが大挙して劇場に押し寄せ、社会現象を起こし興行収入22億円を突破するという大ヒットを記録し続編も決まっているホラー映画作品。そんな本作を絶叫しながら楽しもうというイベントとなる。
現役女子高生らしく制服で登場した井上。作品へは劇中の恐怖のピエロ・ペニーワイズがやはり怖かったようで、「思わぬところでペニーワイズが来るんです!ひと足先にBlu-rayを妹と2人で観たんですけど、叫びすぎて家族が起きてきました。妹も『予告では何回も観てたけど、こんなところで出ると思わないじゃん』『ここで来る!?』って言ってました」と、相当に恐怖体験だったよう。
さらに、絶叫したポイントへは、「風船が割れてペニーワイズがニタリと笑っていたり不思議な格好で走ってくるというのもあって」と、表情や走り方まで再現するほど熱の入れっぷり。ちなみに、同級生の反応についても、「映画を観るというより、アドベンチャーというイベント感覚で楽しんでます」と、映画館がアトラクションにもなっていたと語っていた。
いよいよ、絶叫練習へ。暗転して薄暗くなった会場のスクリーンに流された予告編で井上が絶叫のお手本などを見せていたが、気がつくとなんとペニーワイズに扮した田中が井上の真後ろに立っており客席から「後ろ!後ろ!」と声を飛ばすことも。そこで振り返った井上は、客席の方まで本気で走って逃げ出すほどしながら本気で絶叫し、場内は沸き返るというサプライズは大成功となっていた。
終了後の囲み会見では、サプライズを受けた感想へ、井上は「後ろ向いたときにいて、いつもの汗じゃない汗が出ました。いま脇汗もすごいです。夢にも出そうでトラウマですよ!」と、相当に怖かった様子を伺わせる。
そんな田中は井上の恋愛対象になりえるのかと質問も挙がったが、「ちょっと違う!全然違う!!」と即答。「タイプじゃないかも。ハニカミ具合が足りないというか」という井上へではどんな人がタイプなのかと尋ねると蛭子能収を挙げることに。これに田中は「あんなクソ人間のどこがいいんだ!テレビの未来を考えたら消さないとダメだ!」と吠えたが、井上は蛭子のネガティブな過去も認めながら「テヘヘへと笑うし、欲のままに仕事しているのが」と、ポイントを挙げ報道陣をも驚かせていた。
『IT/イット それが見えたら、終わり。』(ワーナー・ブラザースホームエンタテインメント)DVD&Blu-rayは21日より発売!