西野七瀬、早乙女太一、深水元基、鈴木康介、小越勇輝ら『あぶない刑事』出演へ

西野七瀬、早乙女太一、深水元基、鈴木康介、小越勇輝ら『あぶない刑事』出演へ1

 5月24日に上映予定の“あぶ刑事”こと映画『帰ってきた あぶない刑事』(監督:原廣利/配給:東映)。本作に吉瀬美智子、岸谷五朗、西野七瀬、早乙女太一、深水元基、鈴木康介、小越勇輝、杉本哲太が出演していることが17日、発表となった。

 1986年のテレビドラマ放映開始から38年。2016年公開の映画『さらば あぶない刑事』を“最後”に「サラバ」を告げていたタカ(舘ひろし)&ユージ(柴田恭兵)のバディが“ハマ”に帰ってくる。おなじみのメンバーたちも勢ぞろいする。なぜ、復活を遂げたのか、定年を迎え、ニュージーランドで過ごしているはずのタカ&ユージの現在は……。

 タカとユージにとっての“キーパーソン”という本作の鍵を握るポジションのステラ・リー役に吉瀬。鷹山・木下と因縁があり、吉瀬演じるステラと手を組み極秘プロジェクトを謀る男・劉飛龍(リウ・フェイロン)役に岸谷。港署捜査課刑事で町田透(仲村トオル)の部下・早瀬梨花役に西野。銀星会会長・前尾源次郎の息子で、タカ&ユージに強い恨みを抱えるベンチャー企業「ハイドニック」の社長・海堂巧役に早乙女太一。タカ&ユージの前に立ちはだかる新たな敵の1人として登場する傭兵・黄凱(ファン・カイ)役に深水元基。港署捜査課刑事・剣崎未来彦役に鈴木康介、その同僚の港署捜査課刑事・宍戸隼人 役に小越勇輝。町田の同期でタカ&ユージに目を光らしている県警刑事部長の八木沼大輝役に杉本というキャスティングとなっている。

 今回発表されたキャストそれぞれからコメントが寄せられた。以下全文。

 ●吉瀬美智子(ステラ・リー 役)
 『あぶない刑事』という長年続いているシリーズ。私も幼少期から観ていた作品だったので、今回参加できて嬉しいです。舘さんと柴田さんがアイデアを出し合ってこの作品の魅力がより引き出されていき、何倍にも面白さが膨らんでいくことが、『あぶない刑事』が長くたくさんの方々に愛されている理由なんだと感じました。
 私が演じたステラは、ミステリアスで色気のある女性。このシリーズの魅力の1つでもある、コミカルさとシリアスさの中で、大人の色気が良いスパイスになればいいなと思い挑みました。セクシーな舘さんとのシーン
は注目していただきたいです。映像も素敵に仕上がっていますし、キャストの皆さんもとても豪華。見どころ満載で期待を裏切らない作品になっていると思いますので、お楽しみにしてください!

 ●岸谷五朗(劉飛龍 役)
 僕が演じた劉飛龍は、二十数年前からあぶない刑事の2人と、実は関わりがあった役。 当時観ていた時のお話の中に自分は存在していたんだと思うと、感慨深いと同時にプレッシャーを感じました。
 でも舘さんと柴田さんがきっかけを下さって、その歴史の部分に一本の筋が通せたと思います。
 このシリーズにしかない面白さや空気感。 キャストが集まると、とんでもない空気になって、この作品の色が生まれて、みんなそこに夢中になる。それが『あぶない刑事』のような気がします。
 私も少しだけ傍にいさせて頂いて、そういった雰囲気をひしひしと感じました。今までのファンのみなさまを裏切る事なく、そして初めて観る方も楽しめる作品になっています。 ぜひ劇場でご覧いただきたいです。

 ●西野七瀬(港署捜査課刑事・早瀬梨花 役)
 オファーを頂いた際はすごく楽しみな気持ちでした。アクションシーンでは事前に練習の時間を設けていただきました。舘さんは拳銃の構え方などを「大丈夫だよ、平気だよ」と教えてくださり、一緒に練習もしていた
だいて、とても楽しい時間でした。
 早瀬梨花は仕事のできる警察官で、とても真面目である一方、上司にもズバズバと意見を言ってしまうキャラクターです。部下が2人いるのですが、今まで誰かを引っ張っていく役をあまり演じたことが無かったので、不安な部分もありました。
 ただ、“あぶ刑事”チームのみなさんのパワフルなチームワークで、その勢いに巻き込んでいただいたので、私もそこに乗っていけるように意識をして演じることができました。
 舘さんと柴田さんのかっこよさが溢れる作品で、銃撃戦などアクションシーンもたくさんあるので、ハラハラしながら楽しんで観ていただけると思います。ぜひ、楽しみにしていただけたらと思います。

 ●早乙女太一(海堂巧 役)
 “あぶ刑事”という自分の年齢よりも長い歴史を持つ作品の世界に触れることや、このシリーズならではの破天荒な感じ、昭和のエネルギッシュさに触れることは中々ない経験だと思うので、参加できてとても嬉しかったです。
 僕が演じた海堂は表の顔は会社経営者ですが、裏は物静かさの中にある狂気や、不気味さを秘めている二面性のあるキャラクター。“あぶ刑事”のキャラクターはとてもキャラが濃いので、その中で印象付けられるかが不安でしたが、舘さんは優しくいろいろ教えて下さって、柴田さんは「やっちゃったもん勝ちだから!」と言ってくださったことで、とても助けられたのを覚えています。懐深くこの作品に迎え入れて下さり、嬉しかったです。
 お言葉をいただいたお2人に、そして“あぶ刑事”ファンのみなさまの期待に応えられるよう挑みましたので、楽しみにしていただけると嬉しいです。

 ●深水元基(黄凱 役)
 あのっ!「あぶない刑事」に俺がっ!
 子供の頃から観ていた作品に自分が出演できるなんて夢のようでした。
 ファンカイは、鷹山、大下と敵対する役。 しかもアクションの絡みもあり!
 こんな光栄なことはありません。気合入りましたよ!
 お2人のチームワーク、アドリブなど現場で拝見した時はシビれました!
 超カッコいい鷹山、大下のアクションシーンは必見です!

 ●鈴木康介(港署捜査課刑事・剣崎未来彦 役)
 「あぶない刑事」は僕が生まれる前からある作品だったので、観たことがなかったのですが、今回出演のお話をいただいた後、1ヶ月以上かけて全部観ました。それだけ長い歴史の詰まった作品なので、参加できる嬉しさと同時にプレッシャーもありました。
 でも、両親に決まった連絡をしたら、僕以上に喜んでくれて。こうして愛してくれているファンがたくさんいるんだな、応えないとな、と思い挑みました。
 車が大回転するとか、銃をぶっ放すとか、聞いたことのないスケールが詰まった台本で、最初はイメージが湧かなかったのですが、いざ撮影してみると本当に大迫力で、僕自身、大きなスクリーンで観るのが今から楽しみです。
 刺激が常にある現場でした。僕は最年少でしたが、みなさんがプロとして扱って下さって、いつか恩返しができたらなと思います。そしてファンのみなさまも公開をお楽しみにしてください!

 ●小越勇輝(港署捜査課刑事・宍戸隼人 役)
 もう“さらば”していたじゃないですか(笑)という驚きがあったのですが、徐々に『あぶない刑事』シリーズに関わることができる嬉しさが湧いてきました。過去の作品を観返してみて、現代には無い表現力があったり、出演しているみなさんもすごくエネルギッシュで、今とはまた違った良さがたくさん詰まっている作品だと感じました。そこに自分が参加することでどんなふうになるんだろうかと想像しながら、現場に入るのはすごく楽しかったです。
 生まれる前から続いている作品に携わることは誰もができることではないので、すごく貴重な経験をさせていただいたと思います。今まで皆さんが作ってきたこの『あぶない刑事』という作品を、よりパワーアップしていくというエネルギーを間近で見て、携わることができて良かったなと思います。ぜひ劇場で観ていただけたら嬉しいです。

 ●杉本哲太(県警刑事部長・八木沼大輝 役)
 レジェンド刑事ドラマ、あの“あぶ刑事”からの出演オファー。上がりました。
 世代的にもずっと見ていましたし、出演したかったし!(笑)
 今回やっと何十年越しの願いが叶いました!
 現場では仲村さんとの絡みがほとんどでしたが、トオルさんとは何度か共演もしていますし、そして年齢も同い年なので、緊張感の中で安心感もあり気持ちよく撮影に臨めました。
 舘さん柴田さんのコンビがまた見られるなんて!もう“最高”でしかありません!

 ※記事内画像は(c)2024「帰ってきた あぶない刑事」製作委員会