俳優・浜辺美波が22日、東京・千代田区の和洋九段女子中学校高等学校の講堂で映画『サイレントラブ』(監督:内田英治/配給:ギャガ)特別ホームルームイベントにアイドルグループ『Hey! Say! JUMP』山田涼介とともに登場した。
『ミッドナイトスワン』などを手掛けた内田監督オリジナル脚本の最新作。希望もなくただ生きているだけの主人公・蒼(山田)が、事故で目が不自由になるもピアニストの夢を持つ音大生の美夏(浜辺)と出会ったことから始まる切ないラブトーリー。目が不自由になってもピアニストになる夢をあきらめない美夏や、美夏の夢を叶えたいと奮闘する蒼のように、夢に向かって一生懸命頑張っている現役の中・高校生達への思いを語る場として“特別ホームルーム”という形での直前イベントとなった。
講堂内の椅子の間を縫って大歓声に迎えられて登場した2人。まずは2人へ自身がどんな学生だったのかとの質問が寄せられ、浜辺は「ずっと眠くて。授業は好きだったのに、年齢的に眠くなっちゃって、寝てて怒られたこともあって」と、告白すると、生徒から「許す~!」との声が飛び、浜辺もこれには満面の笑みとナイスなフォローに。続けて、浜辺は「体育祭でも眠っちゃって」と、相当に眠気と戦う学生時代だったようで、「かわいい!」コールも飛び交った。
その学生時代の夢としては、故郷の石川県から学生時代に上京したそうで、「なんとかして、この仕事でという気持ちで、親に『石川にまた住まわせてください』と言うことにならないようにって。せっかく送り出してくれたので応援し続けてもらえるような活動が順調にいけばいいなって思っていました」と、明るい前向きな気持ちと不安が入り混じったような心情だったそうだ。
生徒たちから夢について2人へ質問するコーナーも開催。先程の眠気にかかわるかのように、どうしても睡魔が襲ってきて眠くなってしまうという方から、睡魔との戦い方は?という質問が。浜辺は自身はいまでも「24歳ですけど、まだまだ成長期なのか?というくらい眠くて」「私も“眠い魔神”だからわかります」といまだに睡魔と戦っているそう。「18歳のときは本番中でも眠くなるくらい眠くて仕方なかったんです。そこで1つカフェインを摂るようになりましたね。コーヒーです。本当に集中力が上がりました。もう1つは、朝に必ず朝に栄養ドリンクを飲むようになりました。それ飲まないとずっと眠いんです。私も試行錯誤して見つけたので、そういうスイッチになるようなものを見つける勝ちだと思います」とのことだった。
さらに、夢に向けた勉強で集中力をつけるためには?というお悩みへ浜辺は、「周りに『もう、やる!』と宣言」と具体的に挙げたり、食事はしっかり摂ることや、「遊ぶときはしっかりたくさん遊んで、やりきったとなったら、ぐっと集中できるのではと思います。遊んだから頑張るというのではないですが、たくさん遊んでほしいと思います」と、メリハリをアドバイスしていた。
映画『サイレントラブ』は26日より全国公開!