俳優・桐谷健太主演で倉科カナ、『A.B.C-Z』橋本良亮、蓮佛美沙子、斉藤由貴らが出演し3月3日午後10時よりWOWOWで放送・配信となる『連続ドラマW 坂の上の赤い屋根』。本作に床嶋佳子、工藤美桜、『Travis Japan』七五三掛龍也、西村元貴、宮崎美子、渡辺真起子が出演していることが29日、解禁となった。
作家・真梨幸子氏の小説が原作。尾野真千子が主演した『フジコ』(原作『殺人鬼フジコの衝動』)、WOWOWで映像化した同じ名前の女性が悪の渦に巻き込まれる『連続ドラマW 5人のジュンコ』に続いて、本作は3作品目の映像化となる。轟書房編集者・橋本涼役に桐谷、新人作家・小椋沙奈役に倉科、女子高生両親殺害事件」の主犯格とされる死刑囚・大渕秀行役に橋本、大渕と獄中結婚した法廷画家・礼子役に蓮佛、大渕に破滅させられたパトロンでもあった元編集者・市川聖子役に斉藤となっている。
今回発表の追加キャストの役どころも公開。橋本と小泉をはじめ、かつて上司と部下の関係だった市川聖子など、周囲の人を利用しようとする轟書房のカリスマ編集者笠原智子役に渡辺真起子。新人作家の沙奈の母親・小椋美江役には宮崎美子。法廷画家の礼子の母親・鈴木孝子役には床嶋佳子。死刑囚の大渕と獄中結婚した娘を案じているものの、娘に本当の意味で向き合えていない無期懲役となった青田彩也子役には工藤美桜。轟書房で主人公の橋本の同僚・小泉役には西村元貴。死刑囚の妻となった礼子の弟で大手銀行員の鈴木洋平役に七五三掛龍也。なお、七五三掛は不器用な生き方に黒い感情を抱く役で、役作りのためにトレードマークの金髪を黒髪にして挑んだ。
また今回の発表にあわせて、本作のポスターと90秒のスペシャル予告も公開。ダーク・ミステリーを想起させるタイトルと同様の赤い屋根の家を、人物が囲うように並ぶ印象的なビジュアル。“この悪はあなたにも存在するかもしれない”と観る者に訴えかけるキャッチコピーと、それぞれが思惑を巡らせる表情を浮かべているもの。本予告映像では、「女子高生両親殺害事件」とその事件をモチーフにした小説化を発端に、取り巻く登場人物たちの闇が浮き彫りとなっていくもので、予告の終盤には事件の女子高生に関連する衝撃的な“ある疑惑”が垣間見えるという仕上がり。
■スペシャル予告
https://youtu.be/1hS0-tuQKoY