作品が好きなあまりこの3人と一緒に映って良いのかと迷い出す
お笑いコンビ『霜降り明星』粗品が30日、東京・新宿バルト9で開かれた劇場中編アニメーション『大室家 dear sisters』（監督・コンテ：龍輪直征／配給：ショウゲート）完成披露先行上映会に大室櫻子役の加藤英美里、大室撫子役の斎藤千和、大室花子役の日高里菜とともに登場した。
漫画家・なもり氏の人気作品『ゆるゆり』から独立したホームコメディ作品。『ゆるゆり』に登場した中学生の次女の大室櫻子を中心にクールな高校生の姉の撫子、しっかりした小学生の妹の花子の3姉妹を描いた作品となっている。
粗品はイベント中盤から登場。「ファン代表として来ました」と作品が大好きなことからゲストとなったことが明かされることに。粗品は『ゆるゆり』が好きすぎるあまり、自身が出演していたトークバラエティ番組『霜降りミキXIT』の“天の声”を『ゆるゆり』赤座あかり役の三上枝織が務めていたということで、菅田将暉がゲストに登場した回に、『ゆるゆり』のOPテーマ『ゆりゆららららゆるゆり大事件』を番組で使用していいかどうかレーベルのポニーキャニオンまで確認をとって実際に番組で流したというエピソードを披露。
作品へは「いやーよかったね。エモいですね。『ゆるゆり』の作品からパワーアップしたのは家族的つながりや姉妹の関係性もグッとくる」「恋愛系の作品はキュンキュンするけど、『ゆるゆり』はぎゅんぎゅんする」と、興奮のあまり早口でまくしたてることに。そこから、劇中の撫子の電話のシーンで相手が一体誰なのかいちファンとして考察を熱弁することとなったが、斎藤によるとそのお相手はアフレコ現場でも“トップシークレット”で斎藤も知らないそうで「知ると消されるらしいです」と話し粗品も「怖い……そんな厳戒態勢なのに、こんなに考察をしゃべっていいいのかな。でも、公式ちゃいますからね」と、念押ししていた。
粗品の作品愛は止まらず、泣きそうになったシーンがあったことや、演出面での傘の使い方など細かい部分まで語り尽くすオンステージぶり。その後も、作中のシーンから可愛いセリフを考えるコーナーもあったが、そこは「アーモンドアイまた勝ったよ～」と、競馬好きらしい返答で斎藤からは「刺さる人には刺さるのでは」と、評価を受けていた。
粗品からは「細かい演出とか、カット割りいいので、観てもらえれば」とアピールしていた。
