アーティスト・岩橋玄樹が3月14日に発売予定の1st写真集のタイトルが『Labneh』(ラブネ)となったことが2日、発表となった。
中東・ドバイで撮影。近代建築を望むビーチ、異国情緒あふれるスーク、広大な砂漠、ホテルのベッドやバスルームで“誰にも見せたことのない岩橋玄樹”をたっぷりと解放したものとなっている。
タイトルの「ラブネ」は、中東の食卓で親しまれる水切りヨーグルトのこと。写真集の撮影をしたドバイで岩橋は、ラブネを口にした瞬間に受けたインスピレーションとその可愛らしい音の響きから、料理名をそのまま「タイトルにしたい」と自ら発案したものという。
撮影候補地として岩橋が真っ先に挙げたドバイで、本人が出会った「Labneh」という特別なキーワード。豊かな感性と研ぎ澄まされた直感により決まったタイトルは、みずみずしくも意志を感じる写真の数々が楽しめる。
今回のタイトル発表にあわせ岩橋からコメントが寄せられた。以下全文。
「タイトルの発表、お待たせしました!ドバイ滞在中、料理名を知らずに毎日食べていた中東料理の名前が『ラブネ』だと知ったとき、“タイトルはこれしかない!”と思いました。“ラブネ”という響きもとっても可愛いし、僕の好きな『Love(Lab)』という言葉も入っていて、大好きなタイトルです。写真集『Labneh』、楽しみにしていてください!」
※記事内写真は(c)撮影:Rasha Mosa/岩橋玄樹 1st 写真集『Labneh』(講談社)より