アイドルグループ『WEST.』の重岡大毅が2日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで主演映画『ある閉ざされた雪の山荘で』(監督:飯塚健/配給:ハピネットファントム・スタジオ)大ヒット御礼舞台あいさつを俳優・岡山天音、西野七瀬、戸塚純貴、飯塚監督とともに開いた。
作家・東野圭吾氏が1992年に発表した同名長編小説が原作。登場人物が全員役者であり、彼らが挑む新作舞台の主役の座をかけたオーディションの最終選考が、“大雪で外部との接触が断たれた山荘”という架空の密室空間で行われる設定となっている。重岡は異なる劇団から参加した“部外者”の主人公・久我和幸役を演じる。
上映後に拍手に迎えられ登場したキャスト陣。1月いっぱいでの興行収入が6億円を突破していることがアナウンスされ、「みなさんのおかげです!ありがとうございます!」と、観客たちに厚い感謝をするとともに、「この仕事をさせてもらって、大ヒットとかって言葉ってめっちゃ嬉しいもんでして。いろんな劇場で満、席だったりとか周りの友達とか同僚のスタッフさんとか、それこそ『WEST.』メンバーも観て、『すごい埋まってたよ』と言ってくれるたびにすごくニヤニヤしちゃいます」と、反響に思わず笑みが浮かんでしまうそうだ。
なお、本多雄一役の間宮祥太朗も登壇予定だったが体調不良により欠席、間宮からメッセージが寄せられ、重岡は「粋なやつだな、格好いいな」と、たたえたり、「マスコミのみなさんもいるから、祥太朗ありがとう!」と、メディアに向けてポーズをとりつつ、「個人の連絡先も知っているから良いんですけど」と、オチも。
ちなみに、『WEST.』メンバーは「ハマちゃん(濵田崇裕)と小瀧(小瀧望)が観に行ってくれたみたいで。あの2人、インスタライブをしながら一緒にしゃべってくれてたみたいです。何を言っていたかは分からないですけど。祥太朗みたいにメッセージ来てないですか?」と司会に確認して、間宮と比べて笑いを誘っていた。
トークでは、戸塚、岡山ともにマイペースぶりを発揮し、あまりのマイペースぶりに重岡もツッコみきれなくなってきたこともあり、西野も思わず「今日空気ゆるいですよね。間宮くんに居ないから」と言うほどゆる~い雰囲気で進行。何度も本作をリピートすることを“追い閉ざ雪”というか“おかわり閉ざ雪”というかで重岡らは宣伝スタッフと話をしたそうだが、戸塚が“追い閉ざ雪”をオフマイクでダサいと発言して、「マイクに乗せないでしゃべるなよ~」と、重岡はツッコみつかれていた。
そんなゆる~いイベントとなったが最後に重岡から、「やったことが何かに繋がっていきますので、そんなきっかけをくれる作品だと思います。何回観ても楽しめる作品だと思います。この作品を機に、素敵な仲間たちに出会えて幸せな限りでございます」と、両手を挙げて喜びを伝えてしっかりと締めて終了……かと思われたが、戸塚と岡山は降壇時も2人でふざけあっており、重岡は最後の最後までツッコミが止まらない展開となっていた。
映画『ある閉ざされた雪の山荘で』は公開中!