アイドルグループ『なにわ男子』高橋恭平が5日、東京・有楽町朝日ホールで映画『マイホームヒーロー』（監督：青山貴洋／配給：ワーナー・ブラザース映画）完成披露イベントを俳優・佐々木蔵之介、齋藤飛鳥、宮世琉弥、津田健次郎、木村多江、青山監督とともに開いた。
『ヤングマガジン』（講談社）にて連載中の同名作。ひょんなことから娘・零花（齋藤飛鳥）の彼氏が半グレ組織に所属していることを知り、殺してしまい殺人犯になったサラリーマンで父・鳥栖哲雄（佐々木蔵之介）。半グレ組織には追われたうえ、娘には彼氏を殺したことを隠しつつ、夫の秘密を守る妻・歌仙（木村多江）と力をあわせて命を懸けた闘いに挑む。そんな哲雄に執拗にマークする間島恭一（高橋恭平）も現れ、事態は混迷を極めていく……という、ノンストップファミリーサスペンスが昨年放送されたドラマ版。映画版となる本作ではドラマ版から7年後を舞台に【完結編】が描かれ、ドラマ版出演のキャストは続投はもちろん津田健次郎、宮世琉弥、立川談春、『インパルス』板倉俊之、大東駿介、西垣匠、金子隼也らが追加出演となる。
客席の間を縫って大歓声に迎えられるなか登場したキャスト陣。本日はあいにくの雪ということで「足元が雪の中来てくださりありがとうございます。きょうを楽しみにしてきましたし、今めっちゃ緊張しています」と、心境を語ったが、佐々木が歓声に応えて腕を振ったことにあわせて、自身もノリノリで腕を振り上げて、会場を盛り上げることも。
ドラマ版から引き続き出演している高橋。ドラマ最終回では恭一が大ピンチに陥るようだが、「まずは、本当に無事で何よりやったなって思うんです。哲雄もたぶん死んだと思っていたんでしょうけど、『残念、生きてました』という感じでしょうね」と、無事生存して本イベントに立てたことに感慨。
さらに「7年後ということで、やっぱり7年間の半グレからも逃げて、そっからの日々っていうのもあります。そこでまさかの哲雄と再会したときの恭一の心境。7年後の気持ちの持っていき方っていうところはすごく考えました。こうした期間のあいたという芝居をするのも初めてだったのでどうやって作っていこうかなって考えながら、楽しみながらでした」と、振り返った。
撮影中楽しかったことはロケ地のホテルのサウナという高橋。高橋自身は日帰りだったそうだが、宮世を誘って「『サウナだけ入ろうぜ』って言って、『いいよ』って言ってくれて」と入ったそう。するとサウナに佐々木もいたそうで、「実質3人で入りました」といい思い出になったそうだ。
ちなみに、宮世とはプライベートでも仲がいいようで、「作品が一緒になる前から、関係があったぶん、ここの場に一緒に立ってるのが、なんかちょっと今、すごい変な感じはしますね」と気恥ずかしさもあるのだとか。プライベートでは「趣味のゲームが一緒で、そっから会うようになって、家に遊びに行かせてもらったりしてました」と、関係性を明かすこともあった。
映画『マイホームヒーロー』は3月8日より公開予定！
