大島優子『マダム・ウェブ』日本語吹き替え現場で言った「わがまま」とは?20年後へ

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 俳優・大島優子が21日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで映画『マダム・ウェブ』(監督:S・J・クラークソン/配給:ソニー・ピクチャーズ)日本語吹替版プレミア上映ナイトイベントを声優・潘めぐみ、ファイルーズあい、伊瀬茉莉也、子安武人、俳優・萩原聖人とともに登場した。

 マーベル初の本格ミステリー・サスペンス作品。ニューヨークを舞台に、未来が視えるようになったキャシー(マダム・ウェブ)が主人公。偶然に出会った3人の少女が黒いマスクの男に殺されるというビジョンを見たことから、3人を助けようとするのだが、思わぬ方向へと話が転がっていく……。大島は主人公のキャシー・ウェブ役の日本語吹き替えを務めたことからゲストとなった。

 上映前に登場したキャスト陣。大島は赤の膝丈のドレス姿で登場し、今回のオファーに「マーベル作品を観ていたので、飛び跳ねるほど嬉しくて喜んだんです。でも、好きだからこそ、プレッシャーを感じていて。だから、いいんですか!?と思って。日々プレッシャーと戦いながらでした」と、心境を。

 声優としての出演は、「普段は自分の生身の自身にセリフを入れてお芝居をしていますが、(声優業は)イマジネーションが必要だと思ったんです。映像にどこまで没入できるかというので、動いてみないと分からないというところがあって」といい、その実例として「寝っ転がって話すシーンがあるんです。その収録は寝っ転がってやらせて頂いたんです。これが声優のみなさんだったら、立ってできるんです。私はすごくわがままを言わせて頂いて、寝そべって、マイクもそう配置してもらって。やってみないと腹筋にどう力を入れて良いのか分からないですし。本当に想像しながらやるということを、やっていくのが吹き替えという作業だなって感じました。これを本職とされてるプロの声優さんたちはすごいなと思いました」と、感じたそうだ。

 さらに、大島の声優をしてみての話は続き、「出演している方とのキャッチボールで自分のセリフの迫力を2倍や5倍出さないといけないと感じました。映像になるとおもっと、抑揚を出さなきゃとかというのですごく苦戦しました」と、告白し、出来上がったものを観た感想として、「正直な話、自分の声を2時間というのも……」と、苦笑いすることも。

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 作品にそって、20年後の自分を未来予知するという質問も寄せられたが、大島は「シワとほうれい線とシミと戦っているのではという」と話したり、『未来予知チャレンジ』と題して箱の中身を当てる、バラエティーでもおなじみのゲームを3チームに分かれて展開。大島は潘と組んでのものとなり、電動クモを触ることとなったが、始まる前から「触ってなくても分かりました!」と、本気の未来予知をして会場を驚かせることもあった。

 そして大島から「先にお伝えするとアクションがすごくあるわけではないですが、頭脳戦になっています。いつもと違う感覚で楽しんで頂ければ。字幕で観た後に、吹き替えを観てなるほど、新しい発見があったので、本編の字幕も観て2度楽しんでもらえたらと思います」と、メッセージを寄せていた。

 映画『マダム・ウェブ』は23日よりIMAX(R)ほか全国の映画館で公開!

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13年前に実写映画で共演したことをお礼を言う潘

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ファイルーズとハグする大島

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