アイドルグループ『Snow Man』佐久間大介が23日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで映画『マッチング』(脚本・監督:内田英治/配給:KADOKAWA)初日舞台あいさつに俳優・土屋太鳳、金子ノブアキ、真飛聖、杉本哲太、斉藤由貴、内田監督とともに登壇した。
マッチングアプリのプロフィールがウソだったら?マッチングしたのが危険な人物だったら?さらに、あなたの大切な人の別の顔が暴かれてしまったら?──出会いの裏に仕掛けられた“罠”の恐怖が増大していく様子を描いた内田英治監督によるオリジナル脚本のサスペンス・スリラー作品。土屋はマッチングアプリでの出会いをきっかけに、次々と襲い掛かる先の読めない恐怖に見舞われる恋愛に奥手な主人公・輪花(りんか)役で主演。マッチングアプリ運営会社のプログラマー・影山役を金子、あちこちのアプリでトラブルを起こしているというストーカー・吐夢役を佐久間が演じている。
上映後、200館以上で生中継でライブビューイングされるなか、黒のロングコート姿で吐夢も彷彿とさせる姿で登場した佐久間。土屋も思わず、「みなさんお気づきですか?」と、指をさすと吐夢のスタイリングにしたことをアピール。さらに、佐久間も撮影でも使ったという小物のネックレスを服のなかから出しつつ、本日も「吐夢を降ろして」と、役と一緒に壇上に上がったそう。それだけに、「(あいさつ中も)吐夢になるかも」というとさっそく、表情をすっと消し吐夢になって、場内を沸かせた。
トークでは撮影中のエピソードが次々語られていく。佐久間は自身がサウナスーツのような衣装で“事故物件”の清掃バイトをしているシーンがとにかく暑く、その熱でレンズが曇りがちだったと告白。ほかにも、佐久間は土屋演じる輪花とその父を演じた杉本を見て、「家族みたいな感じでしたよね」と、2人の関係性の自然さに感じ入ったというエピソードも。
そんななか、内田監督からは佐久間が「知らないおじさんとお弁当を一緒に食べてた」と言い出し、佐久間としては「スタッフさんかなと思ったら知らない人で。でも、気さくな人だったんですよ」と、楽しく会話していたといい、コミュニケーション能力の高さを窺わせる話も飛び出した。
イベント内では今年マッチングしたい人・もの・ことをそれぞれフリップで発表するコーナーが開催。佐久間は今後も内田監督とマッチングしたいと主張しだし、「この作品でかかわって、監督の人柄が知れて、素敵な人だなって思ったんです。これからも何か内田監督とご一緒できたらいいなって」といい、これには内田監督もはにかむような笑みを浮かべる。すると、土屋も佐久間と気持ちが一緒だったらしく「スタッフさんたちが、内田監督の“世界観を作るぞ!壊さないぞ!”という青い炎のようなものが見えて」と、スタッフたちの意気の高さが心地よかったと同意する。この内田監督のスタッフからの愛されエピソードとして、佐久間は「お菓子を食べるのも“食べ過ぎです”って言われてたよね」と、健康管理されていたと話していた。
また、佐久間は記念撮影の際には、客席にたびたび声をかけて楽しませたり、降壇の際には、カメラを向けられると目線を配ったり、扉前まで来ると、振り向いて手話で“ありがとう”を示すジェスチャーもするなど最後の最後まで手厚い感謝を示したりと、その人柄の一端を垣間見せるような行動を連発していた。
映画『マッチング』は公開中!