アイドルグループ『なにわ男子』高橋恭平が26日、東京・秋葉原の UDX シアターで映画『マイホームヒーロー』(監督:青山貴洋/配給:ワーナー・ブラザース映画)マイホームヒーローDAY!ドラマと映画イッキ観イベントを俳優・佐々木蔵之介、齋藤飛鳥、青山監督とともに開いた。
『ヤングマガジン』(講談社)にて連載中の同名作。ひょんなことから娘・零花(齋藤飛鳥)の彼氏が半グレ組織に所属していることを知り、殺してしまい殺人犯になったサラリーマンで父・鳥栖哲雄(佐々木蔵之介)。半グレ組織には追われたうえ、娘には彼氏を殺したことを隠しつつ、夫の秘密を守る妻・歌仙(木村多江)と力をあわせて命を懸けた闘いに挑む。そんな哲雄に執拗にマークする間島恭一(高橋恭平)も現れ、事態は混迷を極めていく……という、ノンストップファミリーサスペンスが昨年放送されたドラマ版。映画版となる本作ではドラマ版から7年後を舞台に【完結編】が描かれ、ドラマ版出演のキャストは続投はもちろん津田健次郎、宮世琉弥、立川談春、『インパルス』板倉俊之、大東駿介、西垣匠、金子隼也らが追加出演となる。
本イベントではドラマ全話を2時間にギュッと凝縮したもので、イベント後には劇場作品もそのまま楽しめる長丁場なもの。会場後方の扉から登場した4人だったが、観客との距離が近いということで、高橋は「こんなに近いと思っていなかったので、今、じゃっかん緊張しています。この感じ慣れていければと思っています」というほどの距離感となった。
2時間に凝縮したドラマへ高橋は「ここをこうしたらよかったというのもありました。アクションシーンも初めてだったので」と、反省するようなシーンもあったそうだが、とくに「(鉄砲)玉を打たれるところとか、めちゃくちゃ寒いなかだったなって」と回想。
すると、佐々木が高橋が貼るカイロをせずに臨んでいたと言い出し、「貼るように言ったんですけど、震えてました」と証言。すると高橋は「貼るカイロが怖くて。直にはるとヤケドしそうだと思って。振って暖かくなるカイロを入れていました。めっちゃ寒かったです」と正直に話して笑いを誘っていた。
さらに高橋はドラマの話が止まらず「哲雄にハメられて殺されそうになったり、死にかけになって、罪を着せえられて。ドラマの中の恭一はいろいろ哲雄にやられて残念です」と、コテンパンといった様子でやられてしまったようだが、そんな状況でも「その中に垣間見える人間性というかポロッと気を許しちゃう瞬間があったり、やっていて楽しかったんです」「携帯もバーンて投げて、いろいろが初めて過ぎて。若いですけど、どうやって怖さを出そうかとか、半グレという言葉も初めてだったので、どう作ろうと考えるのが楽しかったです」と、演じ甲斐があったそうだ。
また、撮影中に「ターンが綺麗すぎて『アイドルになってる!』と言われて、ああすんませんという感じで」と、注意もされたそうだ。
イベント後半には、作品タイトルにちなんで、キャスト陣が自宅で過ごすときのエピソード「マイホーム○○」を紹介するコーナーも開催。高橋はこの◯◯の部分を、「銀シャリ」と発言し、会場は何のことだろうという雰囲気に。しかし「断捨離でした」と言い出し、会場を爆笑させ、「服がいらなくなったやつとか着なくなったやつを後輩に渡しました。これいるこれいらんというのを、ぱっと合わせて決めるんです。30分くらいで終わりました。即完即決大好きなんです」と、さっぱりとした性格の様子を窺わせていた。
ほかにも、2日後の28日に24歳の誕生日を迎える高橋へ、ケーキプレゼントのサプライズが敢行され、会場内は熱気にあふれていた。
映画『マイホームヒーロー』は3月8日より全国ロードショー予定!