“はちロケ”こと7人組アイドルグループ『はちみつロケット』が9日、東京・虎ノ門のポニーキャニオンでメジャーデビューシングル『はちみつロケット ~ 黄金の七人 ~』&2ndシングル『おかしなわたしとはちみつのきみ』発売記念イベントを開き250人が集まった。
『はちみつロケット』とは雨宮かのん(あめみや・かのん、18)、澪風(みふう、17)、華山志歩(はなやま・しほ、18)、公野舞華(きみの・まいか、16)、塚本颯来(つかもと・そら、16)、播磨怜奈(はりま・れいな、16)、森青葉(もり・あおば、16)の7人組で現在全員が高校生。アニメの世界観がたっぷりの、甘くちょっぴり切ない2ndシングル『おかしなわたしとはちみつのきみ』は現在放送中のTVアニメ『だがしかし2』のエンディングテーマ・タイアップと、メジャーデビューから“ロケットスタート”を決めたことでも話題のグループだ。
会場は『だがしかし』のシカダ駄菓子店の書き割りが立てられサイドにはうまい棒をはじめとした駄菓子が並ぶという、作品世界がいっぱい!会場も大入り満員の250人が集結し、熱気にあふれた。
午後7時すぎ、まずは“ツカダ駄菓子店”を舞台にした寸劇からスタート。駄菓子食べ放題をめぐって、メンバー同士で対決が行われ、“使われたら困っちゃうLINE対決”で、変顔やコントを披露したり、『だがしかし』に出てきたキャラクター対決では、同作のファンという澪風は、TVアニメ第1期の11話ラムネの解説で来航したペリーとして「レモネードやでぇ、それ」とピンポイントすぎるものまねを披露したり、塚本はなぜか土屋太鳳や石原さとみと作品にまったく関係ない女優のまねするハチャメチャさで、場内を和ませまくり、その寸劇の最後に、『おかしなわたしとはちみつのきみ』につなげて盛り上げた。
1度MCを挟んで、『ハニートランポリン』、『恋メラ』、『お願いメテロティス』と3曲立て続けに披露。スローテンポの楽曲でも、アクションの多い振り付けを踊り切り、爽やかな笑みを見せた。ラストは、もう1度『おかしなわたしとはちみつのきみ』のパフォーマンスへ。最初に歌唱したときよりも会場がさらにヒートアップしていることもあってか、ダンスのキレも一層キレたもので、観客達も熱狂といった様子だった。
その後、メンバーたちが続々と舞台袖へ戻っていくなか公野が“居残り”。実はこの日、LINE LIVEで100万ハートを達成した際にメンバーから特技を披露するという公約を掲げていたのだが、残念ながらスタッフから33万ハートと伝えられ、特技の披露はなし……かと思われたが、司会から公野へ無茶振りで、エアでもいいのでその一端を見せてほしいというリクエストが!これに公野は困り顔で、「私の公式プロフィールに特技が楽器と書いてあるんです。『一応』って入ってて。音は出せるんですけど、見せれるレベルじゃなくて……トランペット、アルトサックス、コルネット、ユーフォニアムです……でも、本当にもう少しまともなものないですか?」と、振り直しを懇願!!
そこで、メンバーのものまねをということで播磨のものまねを披露し、ファンたちから笑い声とともに拍手を受けると、本日のイベントへ「大人の力ってすごいですよね(笑)!メジャーデビューして本当にすごい実感してます!頑張って売れて返します!!」と、力強く宣言して、後のファンとの触れ合うイベントへと向かっていった。