俳優・福原遥が3月8日に東京・グランドプリンスホテル新高輪内で開催された『第47回 日本アカデミー賞 授賞式』に新人賞を受賞したことから出席した。
福原は水上恒司とW主演し昨年12月より公開となった映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(監督:成田洋一/配給:松竹)で本賞を受賞となった。
ドットのドレスで出席した福原。壇上ではアイナ・ジ・エンド、桜田ひより、原菜乃華、市川染五郎、黒川想矢、高橋文哉、柊木陽太とともに表彰を受け、スピーチをはじめた。
「みなさんこんにちは。福原遥と申します。まずはこの映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』が原作者である汐見夏衛先生、そしてスタッフのみなさま、 キャストのみなさまのお力があって、今この場に立てていると思っております。本当に感謝いたします」
「そして私事ではあるんですが、小さい頃から、このお仕事をずっとさせて頂いていて、本当にちっちゃい時からずっとそばで支えてくれて、そして誰よりも応援してくれた大好きな祖母が、先日亡くなってしまったんです」といい、ここで胸が詰まったのか、涙をこらえながら、「……亡くなってしまったんですが、ちっちゃい頃から祖母と、『いつかこのアカデミー賞という場に立てたらいいね』と一緒に夢見ていたんです。他界する前に、この素敵な報告をできて、本当に喜んでもらえたのが自分自身すごく嬉しかったです。ほんとに、このような素晴らしい賞を頂き、ほんとに感謝の気持ちでいっぱいです」
「これからも役と、そして作品と、自分自身としっかり向き合って、少しでもみなさんの心を動かせるような、お芝居ができるよう精進してまいりたいと思います。また、この場に来られるよう頑張りたいと思います。これからもよろしくお願いします」と、最後まで涙はこぼさずに言い切っていた。
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