“キンプリ”こと『King&Prince』の平野紫耀(21)、平祐奈(19)が15日、都内で映画『honey』(監督:神徳幸治/配給:東映/ショウゲート)カップル限定試写会を神徳監督とともに開いた。
漫画家・目黒あむ氏の同名作が実写映画化。赤く染めた髪と鋭い目つきで不良と恐れられるが、実は思いやりにあふれる料理上手な好青年の鬼瀬大雅(平野)と、ヘタレでビビリな女子高生・小暮奈緒(平)の、女の子が憧れるような甘い初恋が描かれたラブ・ストーリーに仕上がっている。
劇中の制服姿で会場の廊下に現れた2人。なんと、サプライズで観客をお出迎え!平は女性客へハートのカードを、平野は男性客へ赤いバラをプレゼントするという豪華なものに。
場内は教室をイメージしたセットが組まれるなか2人が壇上に上がる。平野は黒髪でスキップしながら登壇し、制服へは、「久しぶりに着ましたね。でも、スキップしながら黒髪のやつが出てきたら分からないですよね」と、苦笑いしながらスキップしたことを釈明。
入り口に立ってお出迎え&プレゼントは平野も平も初めてというが、平野は「何人か気づいてらっしゃらない方がいて僕らもちょっと傷つくというか(笑)」と、ちょっと反応薄な人もいたとも。そこでバラのプレゼントを男性に向けてした平野は、「映画を観て彼女の大切さを知ってもらって、彼女にひっそり渡してもらえたらという計画です。女性も受け取ろうとされた方が居たんですけど、そこはぐっとこらえて男性に渡しました」と、思いを込めていたという。
しかし、続けてカップル限定試写会ということでカップルはどれくらいいるのかと質問した際に、結構少数だったという結果に、ビックリした平野は「帰りの道端にバラが落ちてたら……」と、“渡されない可能性”に不安げな顔を浮かべる一幕もあった。
本作のための役作りとしてへは、「少女漫画のイメージは壁ドンを1ページに1回はしていると思うんですよ。恋愛漫画の練習で」と言いながら後ろのパネルをドンドンといった感じで壁ドンする姿を見せ、「おばあちゃんに怒られながらやってました。でも、練習しとかなきゃなって思って。ただ、壁ドンは1回も出てこず、人間味らしいキュンキュンだったんです。練習したんでちょっとやってみたかったです……」と、少々残念そうだった。
さらに、印象的なセリフについては、平野は「“小暮にな\好きになってもらうのに必死なんだわ”っていう感じのセリフがあるんです。これは撮影中に監督が漫画を持ってきて、急きょ言ったセリフが映し出されているので、そこはお気に入りで」と、手応えを感じるお芝居ができたようだ。
ほかにも、鬼瀬が奈緒に送った108つの花にちなんで、平野に108つの挑戦をしてもらうという無茶ぶり企画が進行中だがそのことについても質問が挙がり、「座布団5枚並べられて、平野だるま落としというのを初めてやったんです。何がふざけで、何がチャレンジか分からないんですよ。きょうも、マネージャーさんとあやとりをして。あやとりは何年かぶりでした」と、首をかしげながら行っているものもあったり、先日の関西での上映会で関西弁でのあいさつに挑戦したのもその一環ということも挙げつつ司会からは平野が結構、チャレンジをこなしていることもアナウンスされた。
そんな平野に何かチャレンジしたいことはないかと質問が挙がると、「プライベートで催眠術にかけられたいです。結構、不思議な現象が起こるじゃないですか。しいたけが嫌いなのでそれが食べられば、食べられないものはないんです。あとは一瞬で眠りに落ちたいです。『関ジャニ∞』の方もやられてたので」と、マイペースな話をしていたが、平も「私、滝行したいです。日本らしさを感じたいし、4月ですし心機一転」と、こちらもマイペースな発言で場内を和ませていた。
最後に平から「映画『honey』を愛してください!」と呼びかければ平野は「本当に真っすぐな恋も描かれていながら、家族愛も描かれています。この映画を通じてみなさんに何か1つでも通じるものがあれば」と、思いを伝えていた。
映画『honey』は31日より全国ロードショー!