俳優・岩永徹也(31)が18日、東京・福家書店新宿サブナード店で写真集『Messenger』(ワニブックス)発売記念イベントを開き1200冊が売れる大盛況ぶりを見せた。
特撮ドラマ『仮面ライダーエグゼイド』に檀黎斗(だんくろと)役で出演しブレークした岩永の初写真集。自分の言葉で伝えたいメッセージを、AからZまで26のアルファベット1文字ずつをテーマに写真として落とし込んだり、ポエムや歌詞、イラストも掲載するなど、岩永の世界観満載の1冊に仕上がっている。
イベント前の会見では、スタッフからサプライズで用意された“土管セット”に入りさまざまなポーズが要求され、笑い声にあふれる和気あいあいさのなかスタート。
写真集へは「とち狂っているような表情はみなさん知っていると思うので、ポエムを読んでいるようなカットや色気のあるようなものをお見せできればと思って」と、コンセプトを明かし、「想像通りのものができて嬉しいです」と、作品へ手応え。
撮影は2日で行われたが、当日は雪が降った日だったらしく「本当はこの順番で撮ろうとなっていたんです。けれど天気と相談しながら、予定が変わって、いい場所を見つけて撮っていく感じで、その日、その日で見つけていきました」と、予定外の対応も迫られるなかだったよう。それでも「スタッフの方が臨機応変に対応してくれたので」と、感謝もしていた。
作品中にもある土管から出てくるカットも「黎斗っぽいカットを1カットを入れようと思って。ゾンビっぽいのをしようと思ったんですけど、土管がすごいいい場所にあって」と、込めた思いも語った。
岩永としては『仮面ライダーエグゼイド』で初のドラマ出演をはじめバラエティーなどマルチな活動をしていることから、記者からどこを目指してる?という質問も飛んだが「僕はそれを定めてないというか。できることは全部生きているうちに出し尽くしたいと思って。興味あることは全部やっていきたいと思っています。いつかやろうと思っていることは先にやろう」と、前向きな返答。
いまは手相にハマっているらしく、本作Aのページでも手相を載せているのだとか。そこで自分の手相を尋ねると「結構波乱万丈みたいです(苦笑)。自分で思っていることと、みなさまから見られている姿にギャップがあるらしいのでそれをうまいこと利用できたら面白いなって」と、ニコリと笑っていた。
点数へは「100点です。遺影の代わりに使おうと思っているんです(笑)」と、自信の出来で「『仮面ライダーエグゼイド』を通して出会った方が多いと思います。作品を作るにあたって、ファンの方とのやり取りがモチベーションになっていいタイミングで出すことができたと思います。前から知ってくれている人にも、新しく知ってくれる方にもみんなの心に届くものができたのではないかなと思っています」と、アピールしていた写真集『Messenger』は3024円(税込)で好評発売中!