俳優・本木雅弘(52)、草なぎ剛(43)、女優・宮沢りえ(44)が18日、都内で『伊右衛門 新TV-CM 先行記者発表会』に登場した。
サントリー食品インターナショナル株式会社が、緑茶ブランド『伊右衛門』の新TV-CMに“伊右衛門夫妻”の本木&宮沢とともに、18日から放送開始となる「こころの茶屋・草彅剛』篇に草なぎを起用。『“こころにざわつき”を抱えた現代人が、伊右衛門夫妻の江戸時代の茶屋を訪れ、お茶を飲んでホッとして心が軽くなり、新たな決意で現代へ帰っていく」というコンセプト。これに合わせて「“こころのざわつき”の解消」をテーマにしたトーク番組となる。
草なぎは「きょうも緊張していますけど、撮影時も見てきた代々先輩なので本当に演技してなくて素の自分が出ている感じで僕の人生に重なっているCMでした」と、しみじみ。ちなみに、草なぎは、宮沢のファンといい、「若いときは本当にそっけない感じで好きっていうのがりえさんにあって」というと、宮沢も照れ笑い。
そんななか本木は、草なぎとの共演に、「草なぎさんに癒やされるような、暖かいエネルギーが流れていてすごく声が素敵なんですよ」と褒めると、草なぎは「何をあげたらいいですか?(笑)」と、はにかんだ。
CM内では草なぎの弾き語りへは、本CMの監督からは「歌わないでくださいみたいな構想もあったんです」と、歌わないバージョンも撮影していたと告白。そこで草なぎもこの日会場で公開されたCMを見て、「これ使ってるんだって」と、驚いたそう。その草なぎの歌へは「草なぎさんのSNSを最近のぞいたときに香取(慎吾)さんのお誕生日のために歌っているのを見て、うるっと来て」と、感動したとも。
この『伊右衛門』CMまで、草なぎと本木の共演というのはなかったそうだが、「草なぎさんは埼玉県の春日部で、ご出身のあたりで私の叔父さんが八百屋さんをやっているんです」と切り出すと、草なぎも引き取り「『伊右衛門』の撮影のときに地元の噂では、本木さんに関係されている方がやっているといわれていて、でも八百屋さんのオジサンは格好いいんですよ。小学生のとき、その八百屋さんに毎日野菜を買いに行っていたんです。そういう意味では僕、親近感を感じていて、聞いてみようかなと思って」と、返す。
すると、本木は「その八百屋さんでカブトムシやクワガタが売られたり配られたりしたと思いますけど……それ、私が取ったクワガタです。私が朝取りで叔父さんにおこづかい稼ぎで買ってもらっていたんです」というと、草なぎも膝を叩いて、「そのカブトムシ家で飼ってました!」とコメントして報道陣を驚かせる不思議な縁を見せていた。
なお、宮沢は先日、『V6』森田剛と再婚したことを発表して以降初公の場となり宮沢から直接的なコメントはなかったが、本木が伊右衛門での“夫”ということで、「私の“妻”が世間を相当ザワツカせていますが、多くのご祝福を頂いて、“妻”にに変わりましてお礼申し上げます」と、代打でコメントし、宮沢も「ありがとうございます。すいませんいつも」と、頭を下げる。そんな新スタートを切った草なぎ剛と、森田剛と再婚した宮沢へ“剛”をかけて本木が「あちらもこちらもゴーゴー(剛・剛)で」と、2人を祝福し、報道陣も爆笑させていた。