生田斗真 血だらけで木の棒を手に息を潜め隠れる!『告白 コンフェッション』場面写

生田斗真 血だらけで木の棒を手に息を潜め隠れる!『告白 コンフェッション』場面写1

 俳優・生田斗真、ヤン・イクチュンW主演で5月31日に公開予定の映画『告白 コンフェッション』(監督:山下敦弘/配給:ギャガ)。本作の生田の新規場面写真が4月22日に公開となった。

 漫画『カイジ』をはじめとした作品で知られる漫画家・福本伸行氏と、『沈黙の艦隊』などで知られる漫画家・かわぐちかいじ氏がタッグを組み、1998年にヤングマガジンアッパーズで連載したコミックが原作。大学山岳部OBの浅井(生田)とリュウ・ジヨン(イクチュン)が登山中に遭難するところから始まる。事故によって死を覚悟したジヨンは、長年背負ってきた十字架を降ろすため、自分が過去に犯した“殺人”を浅井に告白してしまう。しかし、その直後、眼前に山小屋が出現し、2人は一命を取り留める……。死を覚悟した親友の最期の“告白”を聞いてしまった男と、言ってしまった男。山小屋内で進んでいく、2人のこの上なく気まずい一夜を、圧倒的なスリルとスピード感で描く。

 公開となった場面写真では顔じゅう血だらけにしつつ木の棒を手に息を潜め隠れる浅井の様子や、ジヨンからナイフを突きつけられ驚いた表情の浅井、そして床に這いつくばりながら憎しみの表情を浮かべる緊張感あるシーンが映し出されている。追い掛けてくるジヨンの攻撃に基本的に受け身の浅井だったが、攻防戦を繰り広げる中で「こいつは本当に俺を殺すかもしれない……」と、だんだんと浅井の中にある内なる狂気に呑まれていく――。生田が、本作で人間のリアルな醜さを秀逸した表現で魅せる。2人の白熱した攻防戦の先にどんな朝が待ち受けるのか期待が高まるカットととなっている。

 また、浅井役への起用のエピソードとして、「“人間的に善い人”というパブリックイメージがある俳優が演じる方が面白いのではないか」と、プロデューサー陣と監督の間で意見が一致し、生田へのオファーが実現したという裏話も明かされた。そんな経緯で起用した山下監督は生田とは初タッグなのだそうで、「生田さんはプロだと思いました。対応力、理解力が非常に速い」と、振り返っている。

 ※記事内画像は(c)2024 福本伸行・かわぐちかいじ/講談社/『告白 コンフェッション』製作委員会

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