ミュージカル『ナビレラ ―それでも蝶は舞う―』(上演台本・日本語歌詞・演出 桑原裕子)ゲネプロが5月17日に東京・日比谷シアタークリエで開催された。
才能はあるがスランプに陥ってしまったバレエダンサーを目指すイ・チュロク(三浦宏規)と、そのダンスに魅了され郵便配達員として家族のため長年働いたシム・ドクチュル(川平慈英)の物語。バレエスタジオの団長から、チェロクはドクチュルのバレエの指導者になるよう、そしてドクチュルはチェロクのマネージャーになるよう言い渡される。そんな2人のバレエレッスンの行き着いた先の関係性が描かれる。
物語はドクチュルがチュロクのダンスを見かけたところから始まっていく。三浦はゲネプロ直前の会見で「クラシックバレエをやってきたので嬉しくて」と話していたが、そのバレエダンスをしっかり披露。
さらに、「いろんな取材や媒体さんで、“俺しかいないと思います!”と言い過ぎてしまったんです。それで、自分の首を締める結果になってしまって、この後のゲネプロ緊張しています」と、自分でハードルをあげたと話していた。その強気な発言どおり、そのしなやかな肢体を舞台上で躍動させ、報道陣の視線を釘付けにしていた。
ミュージカル『ナビレラ -それでも蝶は舞う―』は5月18日から6月8日まで東京・シアタークリエにて上演!
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ