笑顔で登場した新垣（撮影：水華舞 （C）エッジライン／ニュースラウンジ）
“ガッキー”の愛称で親しまれる俳優・新垣結衣が5月29日に都内で主演映画『違国日記』（監督：瀬田なつき／配給：東京テアトル ショウゲート）公開直前イベントを俳優・夏帆、瀬田監督とともに開いた。
本作は『さんかく窓の外側は夜』を手掛けている漫画家・ヤマシタトモコ氏が2023年6月まで6年間掲載していた同名漫画が原作。人見知りな小説家の高代槙生（新垣）と、その姪・田汲朝（早瀬憩）の同居譚を描いている。性格も年齢も異なるふたりの交流を軸に、他人との関わり合いや大人が抱える正直な悩みを鋭くも優しい視点で炙りだしていく。
この日は、新垣とW主演をしている早瀬憩は登壇していないということで、おとな目線から作品を語っていくというコンセプトで展開。
会場を見回した新垣は「きょうはイベントなのでいつもの舞台あいさつとは違って近いですね。みなさんの表情がしっかり見えて、私の顔も近くで見えてますよね（笑）。きょうは楽しんでいってもらいたいなと思います」と、笑顔を見せた。
完成品を観てみて新垣は「出演作の1回目を観るときは自分のできなかった点を観てしまうんです。けれど今回は初見から心があらわれたような気持ちになって。シーンごとの心情が伝わってくるようでした。体育館の冷える感じとか、槇生ちゃんの部屋の匂いとかが伝わってくると思って。それによって物語に引き込まれるというか連れて行ってもらえるような気持ちになって」と、没入していたそう。
映画『違国日記』は6月7日より全国ロードショー予定！
取材・撮影：水華舞 （C）エッジライン／ニュースラウンジ
