杉咲花、萩原利久 河川敷で手を合わせる……映画『朽ちないサクラ』本編映像解禁

杉咲花、萩原利久 河川敷で手を合わせる……映画『朽ちないサクラ』本編映像解禁1

 俳優・杉咲花主演で萩原利久、豊原功補、安田顕ら共演で6月21日より全国公開予定の映画『朽ちないサクラ』(監督:原廣利/配給:カルチュア・パブリッシャーズ)。本作の劇中映像が5月30日に初解禁となった。

 『孤狼の血』、『佐方貞人』、『合理的にあり得ない』など数々の作品を手掛けている作家・柚月裕子氏の同名小説が原作。県警の広報職員という、本来は捜査する立場にないヒロインが、親友の変死事件の謎を独自に調査し、事件の真相と、次第に浮かび上がる“公安警察“の存在に迫っていく異色の警察小説となっている。主人公の県警・広報職員で26歳の森口泉役を杉咲が演じる。萩原は泉に好意を寄せる同期の警察官・磯川俊一役を演じる。

 公開となったのは、泉が独自で捜査をする決意を固めるシーンの本編映像。その映像に至る経緯としては、泉の親友で地元の新聞記者・千佳(森田想)に、警察学校の同期の磯川(萩原)からもらった慰安旅行のお土産の話を何気なく千佳に話す。しかし、この慰安旅行の間に、ストーカー被害に合う女性からの被害届を警察が受理せず、ストーカー殺人が起こっていたことに千佳が気付いてしまう。

 このことは黙っておくと約束をした2人だったが、千佳が働く新聞社が一連の事件は警察の不祥事が背景にあると独占スクープを掲載。泉は記事にしたのは千佳ではないかと疑う。千佳はそれを否定し、喧嘩別れに。そしてその一週間後、千佳は何者かに殺害され、水死体で発見される……。

 映像では、泉と磯川が千佳の遺体が発見された河川敷で花を手向けるシーン。泉は「どうして千佳が死ななければならなかったのか突きとめたい、もし私のせいだったら、せめて犯人を見つけ出して……見つけ出したい」と自責の念にかられ、自らの手で親友の死の真相を調べることを決意。そして、磯川も「僕も協力します」、「泉さんには早く笑顔になってほしいので」と泉と一緒に捜査することを決める。しかし、この親友の死は事件の入り口に過ぎず、このあと度重なる事件との関連が複雑に絡み合い、さらには警察組織の大きな闇が2人の前に立ちはだかっていくという物語の幕開けとなっている。

 また今回の発表にあわせて、本作の劇伴を納めたサウンドトラックの発売が決定。音楽を担当するのは、現在放送中のNHK連続テレビ小説「虎に翼」で注目される森優太氏。6月21日の映画初日より発売を予定していることがアナウンスされた。

 映画『朽ちないサクラ』は6月21日よりTOHO シネマズ日比谷ほか全国公開予定!

 ■YouTubeリンク
 https://youtu.be/xP5yn8b0Ocg

 ※記事内画像は(c)2024 映画「朽ちないサクラ」製作委員会

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