劇場ライブ『劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD』（通称：ムビナナ）祝！ムビナナ1周年スペシャル上映会が6月8日に千葉・幕張イベントホールで開催。キャストとファンが一緒に盛り上がった。
ダウンロード数600万を超える16人のアイドルの成長物語を描く男性アイドル育成ゲーム『アイドリッシュセブン』（略称：アイナナ）。TVアニメ・CD・ライブ・コミカライズなどマルチに展開しているが、2022年8月にアプリリリース7周年を迎え、同年末には、2015年より続いたメインストーリーが1つの区切りを迎えた。本作では初の劇場ライブとして一部セットリストの異なる＜DAY 1＞・＜DAY 2＞として上映、2023年5月20日は＜DAY1＞、同21日は＜DAY2＞と実際のライブのような形式で、同5月22日以降は＜DAY1＞・＜DAY2＞を全国の劇場で楽しめる上映形式で親しまれている。公開1周年で興行収入30億円、観客動員数170万人を突破する反響を呼んでいる。
以下、公式レポート部分。
1周年を迎えてなおファンの熱気が冷めやらぬ中で、6月8日（土）、9日（日）には、『ムビナナ』開催1周年を記念して幕張イベントホールにて特別演出付きのスペシャル上映会が開催され、その様子が全国のライブビューイング会場で上映された。本イベントレポートでは、大いに盛り上がりを見せたこのイベントの6月8日（土）公演の模様をお伝えする。
この日、登壇したのは、小野賢章（七瀬 陸 役）、増田俊樹（和泉一織 役）、白井悠介（二階堂大和 役）、代永 翼（和泉三月 役）、KENN（四葉 環 役）、阿部 敦（逢坂壮五 役）、佐藤拓也（十 龍之介 役）、保志総一朗（百 役）、立花慎之介（千 役）、広瀬裕也（亥清 悠 役）、木村 昴（狗丸トウマ 役）、西山宏太朗（棗 巳波 役）の12名。
冒頭のトークコーナーは、小野さんの「全国のマネージャーの皆さん、こんばんはー！」という会場に響き渡る明るい第一声からスタート。『ムビナナ』開催から早くも1年が経過したことに驚きつつも、終始和やかな雰囲気で、現地や全国のライブビューイング会場に集まったマネージャーたちとの交流を楽しんだ。
続いての企画コーナー「細かすぎる！ ムビナナメモリアルクイズ」は、『ムビナナ』のTRIGGER舞台挨拶でMCを務めたアナウンサーの原口大輝さんが進行を担当。キャストが以下の3チームに分かれて、『ムビナナ』に関する超難問クイズに回答した。
＜チームWelcome＞ 白井さん、阿部さん、立花さん、広瀬さん
＜チームFuture＞ 小野さん、代永さん、佐藤さん、木村さん
＜チームWorld＞ 増田さん、KENNさん、保志さん、石山さん
「第一問：（ŹOOĻ 「Bang!Bang!Bang!」より）巳波が「Are you ready?」であげた手は右手？ 左手？」では、西山さんが巳波の振り付けを思い出しながらフリップに回答を記入し見事に正解。他のチームもそれぞれ身振り手振りを真似する様子が見られた。
「第二問：（初日舞台挨拶＜DAY 1＞ より）「劇場ライブ初日を迎えて」のトークにて、阿部さんがマネージャー達にお願いしたことは？」では、首をひねる阿部さんに対し、「これはいけるでしょ！」と自分の発言ではないにも関わらず自信満々な表情を見せた白井さんに会場からは笑いが。「たぶんこれだろうな」と阿部さんがフリップに書いた回答は正解の「1人につき1人沼へ」。阿部さんのさすがの記憶力に会場からは大きな歓声が上がった。
「第三問：（TRIGGER「DAYBREAK INTERLUDE 」より）間奏中の「ハイ！」は全部で何回？」では、TRIGGERのメンバーである十龍之介を演じる佐藤さんに視線が集中。佐藤さんは胸に付けた九条 天の缶バッジにマイクを向けて「壮馬ぁ、何回だと思う？……『自分で考えて。そんなこともわからないの？』だって！（笑）」とチーム愛のある掛け合いを披露した。この細かすぎる問題には、小野さんも実際にハイ！ハイ！と合いの手を打って回数を確かめるなど、各チーム苦戦した様子だった。
「第四問：（Re:vale MC＜DAY 1＞より）百が地方営業で行った都道府県名2つは？」では、保志さんが「立花くん。覚えてる？」と相方に素直に質問すると立花さんは「僕のセリフじゃないからねぇ」と首をひねった。関東地方というヒントが出たものの、なかなかの難問続きに＜チームFuture＞の代永さんや木村さんが観客席に目線で答えを教えてもらおうとするなど、終始コミカルなやり取りが見てとれた。
「第五問：（IDOLiSH7 「NiGHTFALL」登場シーンより）歌唱前に客席から登場するIDOLiSH7。最後に登場した陸のポーズを再現してください」では、＜チームWelcome＞は立花さん、＜チームFuture＞は木村さん、＜チームWorld＞は西山さんが代表者に選ばれポーズを再現することに。増田さんが西山さんに「負けんな！」とエールを送ったり、小野さんが木村さんにポーズをレクチャーしたりと賑やかなステージになった。結果、映像にあわせて披露されたポーズは三者三様の個性的なものに。変顔をして会場を沸かせた木村さんがポーズが一部合っていたと主張すると、KENNさんが堪らず「手じゃないのよ、顔なのよ！（笑）」とツッコミを入れるなど会場は笑いの渦に包まれた。
「第六問：（ŹOOĻ舞台挨拶 より）木村さんが持ってきた『鯛の骨』、背骨の上下にある骨は全部で何本？」では、ŹOOĻのメンバーが個性的な絵を披露。制作者本人である木村さんは自信満々な様子で8本の骨が描かれた絵を披露したが、正解の18本には少し遠い結果となった。これには広瀬さんも「（背骨の数が）めっちゃあんじゃん！」と想像以上の多さに驚きの表情を見せた。なお、この時制作された鯛の骨は誤って洗濯してしまって今はないそうだ。
「第七問：（＜DAY 1＞全員のMCより）「（ ？ ）みなさんが笑顔だとワタシもハッピーですよ」最初にナギは何と言ったでしょう？」では、答えは英語だというヒントをもとに、各チーム回答を考えたが、惜しくも正解は出なかった。「スパゲティ！」という回答をしていた＜チームFuture＞の代永さんは「（正解の）ワンダフル！とスパゲティ！は響きが一緒！」と斜め上の主張でポイントをもぎ取ろうとしたが認められず、厳しい（？）判定に涙を呑んだ。
「第八問：（Re:vale舞台挨拶 より）「声優として・アイドルとして誰かと組むなら？」のトークにて立花さんが組みたいと言ったアイドルは誰？」では、＜チームWelcome＞＜チームWorld＞が「大和」と回答し見事正解！
全てのクイズを終えて見事優勝した＜チームWelcome＞の白井さん、阿部さん、立花さん、広瀬さんには、クイズで触れられた鯛の骨と『ムビナナ』1周年“おめでたい”をかけて、千葉県の銘菓「鯛せんべい1年分」が贈られた。広瀬さんが早速試食をし美味しいとコメントするなど和気あいあいとした盛り上がりを見せた。
告知コーナーでは『アイドリッシュセブン』に関する最新情報が届けられたほか、棗巳波の誕生日を会場全体で祝う場面も。その後『劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD』興行収入30億円突破のくす玉が割られるともに31億円突破の速報が伝えられると、会場全体から大きな拍手が贈られ、この快挙を盛大に祝福した。
イベントの最後は、IDOLiSH7のセンター・七瀬 陸を演じる小野さんがキャストを代表して挨拶をしようとしかけて、急きょ6月8日に誕生日を迎える巳波を演じていることを理由に西山さんにバトンタッチ。突然のことに驚きつつも「（巳波の）誕生日当日にイベントさせていただける機会に恵まれて、本当にありがとうございます！ 巳波おめでとう！皆さんこれからも『アイナナ』を愛し続けてくれますか？“Are you ready?”」と最後に巳波の歌う歌詞も交えながら全国のマネージャーに感謝のメッセージを送った。
トークコーナー後の特別演出付き上映は、これまで何度も劇場に足を運んだマネージャーでも驚く演出の連続だった。
IDOLiSH7の「MONSTER GENERATiON」では、始まりとともに上空で光の球が弾け、観客の目線をステージに釘付けにさせた。ŹOOĻの「ZONE OF OVERLAP」では、溶鉱炉のステージ演出にあわせて火の玉が上がり、その熱気で観客のボルテージを一気に引き上げていく。
Re:valeの「Journey」では、百が指を指す先に鮮やかな虹がかかり、会場全体も七色の光に染まった。TRIGGERの「BEAUTIFUL PRAYER」では、色とりどりのレーザービームが会場中を飛び交い、楽曲のテンポ感をより強めていく。
16人全員が揃った後の演出も目を見張るものがあった。「TOMORROW EViDENCE」ではラスサビで紙吹雪が舞い、続く「Pieces of The World」では銀テープが会場に放たれた。
8日（土）公演の模様は現在各種プラットフォームにてアーカイブ配信中のほか、本日開催予定の9日（日）公演の配信チケットは絶賛販売中だ。当日参加できなかった方や、繰り返し公演を楽しみたい方はぜひ公式サイトにてご確認いただきたい。
また『劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD』は一部劇場で続演されているほか、Blu-ray・DVDや各種CD商品も絶賛発売中だ。まだ手に入れていないマネージャーは『ムビナナ』1周年の機会にチェックしてみてはいかがだろうか。
※記事内写真は（C）BNOI/劇場版アイナナ製作委員会
