俳優・佐藤健が2024年12月公開予定の映画『はたらく細胞』(監督:武内英樹/配給:ワーナー・ブラザース映画)を俳優・永野芽郁とともにW主演することが6月11日に開催された製作会見内で発表された。
漫画家・清水茜氏が『月刊少年シリウス』(講談社)で連載していた細胞を擬人化して描く作品が原作。現在まで数々のスピンオフ作品が発表され続けており、シリーズ累計発行部数1000万部を超えるメガヒット作なっており2018年にはアニメ化もされ人気を博している。永野は赤血球役、佐藤は赤血球とともに体内を守る白血球役を演じる。
今回の起用に佐藤は、「早くこの話をしたくてウズウズしていたんです。完成はまだですが、撮影したものを繋げたものを観たんですが、笑って泣ける王道のエンターテインメントながら理科のお勉強もできる、孫に見せたい作品になりました」と、ユーモアに富んだコメントを寄せた。
会見場にいるスタッフはみな白衣を着用。さらには、ギネス申請予定である世界最小となる超マイクロサイズ(タテ4ミリ)のポスターを制作。会見場にはキャスト・記者用の50台の顕微鏡が用意されており、それを覗き込むと《キャスト》《ポスター》が書かれているというユニークなもので、ここばかりは、会場も静かになる不思議な発表となった。
3人も顕微鏡をのぞいて、「質感がザラザラしている。ポスターなのにタイトルが入ってない」など話しつつ、ギネス申請予定ということで「ギネス俺初めてかも」という佐藤に永野も「私も初めてかも。やったね!」と、笑みが浮かんだ。
会場では特別映像も上映。佐藤は「われわれ2人の代表作になりますね。(役に)ハマっていると思います。気に入ってます(永野は)赤血球ぴったりです」と話したり、「この役をやるために俳優頑張ってきたんだなと思いました。集大成です」と、相当な意気込みを見せた。
※詳報は後ほど別記事でお伝え予定
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ