内山昂輝『ばいばい、アース』は「視聴者の方々を信頼している作品作り」

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(撮影:水華舞 『ばいばい、アース』プレミア先行上映会が開催(C)エッジライン/ニュースラウンジ)

 WOWOWオリジナルアニメ『ばいばい、アース』プレミア先行上映会が6月22日に都内ユナイテッド・シネマ 豊洲で開かれラブラック=ベル役のファイルーズあい、クエスティオン=アドニス役の内山昂輝、原作者の冲方丁氏、西片康人監督が登壇した。

 冲方氏が2000年に上梓したファンタジー同名作が原作。動物の姿を形をまとう人々がいる世界を舞台に、世界のなかでも牙も毛皮もまとわないラブラックが自分の居場所を見つけるための戦いや旅などが描かれる。

 1話から3話まで上映後に登壇した4人。内山は本作は、「家で見たんです」と前置きしつつも「けれども、やっぱりアニメならではのアクションだったり、アクションがとにかくふんだんにあるし、あと音の表現、音楽表現とか含めて、この映画館の劇場で観て頂くのにぴったりな作品だと感じました。そして素晴らしい上映会になったなんではないかなと思います」と、劇場での迫力が良かったのではと伝えた。

 自身としては、「3話まで一気に観て、全く飽きることなく、 早く次が観たくなるっていうか。キャラクターがどんどん新しく登場してきて、このキャラクターはどういう種族で、どんなキャラクターで、 どういう関係になっていくんだろうっていうのが、どんどん楽しみになっていったんです。作品の世界観に観ている人が身を投じて、その世界にいるかのように楽しめる作品ではないかなと思います」と感じたことを語った。

 月瞳族(キャッツアイズ)の美しい青年で<剣の国>の四大剣士の一人という設定のアドニス役を演じる内山。アドニスは、自分の剣を持たないという特徴があるそうだが、「なんで自分の剣がないかっていうのを説明しようとするとネタバレになる(苦笑)。まだ、なかなか言えない部分が多いキャラクターなんです」と詳しくは言えないのだとか。

 それでも、内山は「これから4話以降にアドニスが出てきて、いろいろ彼の秘密とか、家の事情とかが描かれていきます。まだまだ謎が多いキャラクターかなと思いますし、もちろんベルと出会ってどうなっていくかっていう部分があるので、今後に期待していただければ」と期待感を煽った。

 イベント内では第3話のアドニス登場のカットも見せながらトークがされたが、このカットを見たときに内山としては「僕がキャラクターから受けるイメージなんですけど、もう絶対いろいろ抱えてるんだろうなって。顔とか住まいのファッションを含めて。暗さというか、物悲しさというか、いろいろ葛藤がも渦巻いているんだろうなっていうのを感じて」と、インスピレーションを受けたという。そこで演じる際にも、「この後の展開だったり、まだ明かされてないキャラクター設定とかも頭に入れ、これから明かされることっていうのを胸に刻みながら 表現していければなというふうにしていました」と、込めた思いを語っていた。

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初出しの放送・配信情報にもテンションがあがる内山

 その後、イベント終盤には本作がさまざまなサブスクリプションサービスなどでも配信がされることが初出しされ、これには内山も冲方氏も驚く様子を見せつつ、「視聴者の方々を信頼している作品作りがなされていると思います。説明過多になりすぎず、映像で語っていくんだっていうことが、1話から3話まで見ていただいて、伝わったのではないかと思います。どんどん楽しみが広がっていく作品だと思っていますので、ぜひぜひアドニスの秘密も明かされていきますので、続きをぜひご覧になってください」とメッセージを寄せていた。

 WOWOWオリジナルアニメ『ばいばい、アース』は7月12日午後11時30分より放送・配信予定!

 取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ

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