現在放送中の『テレビアニメ「鬼滅の刃」柱稽古編』にちなんだ『岩柱・悲鳴嶼行冥の岩押し修業 渋谷場所』開会式が6月23日に東京・渋谷モディ1F店頭プラザで開催。二子山部屋の力士・狼雅関(ろうがぜき)、颯雅(そうが)、さらに二子山部屋の女将さんも駆けつけイベントを盛り上げた。
現在放送中の最新シリーズでは、鬼舞辻無惨との決戦に向け、鬼殺隊の底上げをするためついにはじまった柱稽古の真っ最中。6月16日放送の第六話で、主人公の炭治郎たちは悲鳴嶼から課せられた修業の1つとして大きな岩を一町(約110メートル)先まで押して運ぶ岩押し修業に取り組んだ。
これにあわせて、明日6月24日まで悲鳴嶼の修業にちなんで、炭治郎たちが押していた岩を模したフォトスポットや作品展示を展開。炭治郎たちが行っている稽古の過酷さをより感じられるような展示を楽しむことができるものとなっている。
狼雅関は「ご紹介いただきました。二子山部屋の狼雅関です。今日は短い時間ですが、楽しみましょう!」と呼びかければ、颯雅も「二子山部屋の颯雅です。今日はお足元の悪い中お越しいただきありがとうございます」と言葉を送った。一方、女将さんからは「二子山部屋の女将です。きょうはこの様な大事な場に、私達3人を呼んでいただきありがとうございます。二子山部屋としてもアニメのイベントへの登壇は初めてなので今日は本当に楽しみにしておりました!」と胸を弾ませ、開会式参加へ喜びの声とともにあいさつし和やかな雰囲気のなかイベントをスタート。
巨大な岩を一町(約110メートル)先まで押して動かす修業は、炭治郎たちでさえも困難を極めている。狼雅関と颯雅はこの修業について、それぞれ「今の自分じゃ押せないと思います(笑)稽古して頑張ります!」(狼雅関)「自分も、そうですね…押せる自信ないので、稽古頑張ります!」(颯雅)と答えたが、見事岩押しに成功!鬼殺隊の隊士同様、彼らの日々の鍛錬が困難な挑戦にも通じることを示し、会場からは拍手が沸き起こった。
さらに、岩を動かすために、炭治郎が玄弥から教えてもらった反復動作の重要さに紐づけて、狼雅関と颯雅さんに取組の前に決まって行うルーティンについて尋ねると、狼雅関は「自分はすごく緊張するタイプなので、取組の前にはいつも大きく深呼吸して自分を落ち着かせています」、颯雅は「自分は花道から土俵入りする時に胸を何回か叩いて、気合を入れています」と、それぞれ自身のルーティンを紹介し、日々奮闘する精神力をうかがわせた。
最後に、大きな岩を押して動かすという修業に励む炭治郎たちへのエールの言葉として、狼雅関は「自分たちもそうですが、今やっていることをコツコツやって、稽古して強くなれたらと思います!」、颯雅も「(岩を)押すときは足腰が大事だと思うので、足腰を鍛えて頑張ってほしいなと思います!」、女将さんも「おにぎりをいっぱい食べて頑張ってもらいたいとおもいます!」と、それぞれ熱い応援メッセージを送っていた。
※記事内画像は(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable