ラウール“ミッション失敗”の緊急事態を機転でフォロー!やりきって「スッキリした」

ラウール“ミッション失敗”の緊急事態を機転でフォロー!やりきって「スッキリした」1

必死に自身の右後ろにいる木村が見えないように壁になろうとするラウール(撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ)

 アイドルグループ『Snow Man』ラウールが7月11日に豊洲PITで主演映画『赤羽骨子のボディガード』(監督:石川淳一/配給:松竹)赤羽骨子FES.にキャスト20人超と石川監督とともに登壇し、司会は榎並大二郎アナウンサーが務めた。

 漫画家・丹月正光氏が2022年9月より『週刊少年マガジン』(講談社)で連載中の同名作。とある事情から100億円の懸賞金をかけられ命を狙われることになった赤羽骨子(出口夏希)。大好きな彼女のために、ボディガードとなったラウール演じる威吹荒邦(いぶき・あらくに)に与えられたミッションは、彼女にバレることなく守ることだった……果たして無事にクリアすることはできるのか――。この日は、荒邦と骨子の通う学校の3年4組のクラスメイトキャストと遠藤憲一が登壇となった。

 ■登壇キャスト
 ラウール、出口夏希、奥平大兼、髙橋ひかる、倉悠貴、山本千尋、戸塚純貴、鳴海唯、中田青渚、長井短、坂口涼太郎、木村昴、芝大輔(モグライダー)、詩羽(水曜日のカンパネラ)、安斉星来、橘優輝、松岡広大、大久保桜子、有輝(土佐兄弟)、かなで(3時のヒロイン)、工藤美桜、三浦●太、髙橋大翔、遠藤憲一、石川淳一監督、土屋太鳳(サプライズゲスト)

 ステージには白い巨大スクリーン膜が張られ開演時間となるとその膜に映像が上映。映像後には膜が落ちるとステージには大階段が用意されており、ラウール、出口、奥平、髙橋、遠藤の5人が大階段を華やかに下りてきてイベントのスタートを告げる……はずだった。

 黒のタキシードのような上着に白のシャツ、グレーのパンツでバッチリキメたラウールだったが、ラウールは気持ちが先行してしまったのか、1人大階段をフライングで下りてしまうことに。しばらく気づかなかったラウールだが、気づいてからは4人と観客にお詫びするというお茶目さ全開。もう一度、階段の一番上にのぼり直すと今度は5人で一緒に階段を下りたが、“テヘペロ”のような舌ペロでひたすら苦笑いといった様子を見せた。

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階段を下りきり舌ペロするラウール(撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ)

 その第一声も「シャッターチャンスを逃してしまいすみませんでした(苦笑)」とお詫びから入る。「自分もここにいる人達もイベント2日前に完成した作品を観させてもらって」と、できたてほやほやであることを伝えつつ、「夏休みにピッタリと思います」と作品をアピールした。

 この日は作品にちなんで“ミッション”が課されており、全体に向けて「40分で舞台挨拶を終わらせろ!」という指令が下る。しかし、これだけではなく出口だけに気づかれないように行動を起こす7つの“裏ミッション”もあり、1つめは「骨子にバレずにインスタライブせよ!」と指令が下っているものに。そこで、映画公式Instagramでインスタライブを敢行され、出口がカメラを持ったキャストの方を向こうとすると、ほかのキャストが出口の気をそらすという連携プレーがそこかしこで見られるものとなった。

 さらに、ラウール、奥平、髙橋には『みんなのミッション遂行が骨子にバレないように全力でサポートせよ』という指令が。ラウールは有輝が出口に気づかれず炭酸飲料を壇上で飲むというミッションが下った際には有輝が出口から見えないように、大階段に一段足をかけて体を張ってディフェンスすることも。

 今回のミッション、ラウールの隣に出口がいるため、普通のイベントならいるはずのカンペを出すスタッフはおらず。ということで、ラウールはミッションを“暗記”して行動していたのか、壇上で視線をさまざまに配って気が気じゃないソワソワした様子を見せる。

 そのなかで、かなでがブレイクダンスをするというミッションの際には一瞬、出口にかなでがダンスしているところを見られてしまう緊急事態発生!すると、ラウールは自然なタイミングで出口へ「ダンスしてたよね」と声をかける機転を利かせ、出口の注意を完全にラウールに引き付け事なきを得る一幕が。

 そんないろいろ行動をとらないといけない状態だったためか、自身にコメントが求められた際は気もそぞろといったコメントを連発。それでも、遠藤がラウールと初めて会った際のエピソードとして、「“でけぇ”って言っちゃって。それはスタッフに怒られたよ(笑)」と明かすと、ラウールは「それよく言われます」と、ここはしっかり反応。続けて、「(遠藤自身)背は高いけど見上げる芝居やってたからか、きょうは離れてるし小さく感じます」というと、ラウールも楽しげに笑って和気あいあいだった。

 そして記念撮影へ。6つ目のミッションとして、サプライズで土屋太鳳が交じっていたり、7つめは、記念撮影で“骨子ポーズ”なる出口をガードするような姿勢を全員で披露。その撮影を終えた後についにミッションがあったことを出口に伝える。ラウールは「終始頭が回ってなかったのは、こういう理由があっていろんなミッションがあったからです」「頭がパンクしそうでしたよ」と説明し、遠藤は「こんなやりづらい舞台あいさつ初めてだよ!(笑)」とツッコんでいた。ただし、最初の階段を1人フライングして下りたのだけは「普通に間違ってました」といい、堂々と間違いを認めて観客たちを和ませていた。

 そんな、ラウールは全ミッションを終え「スッキリしたラウールです」とニッコリで、「豪華なメンバーでとんでもなく刺激的でカラフルな映像作品になっていると思います。夏休みにテーマパークに行く感覚でこの映画を観てほしいです」と、メッセージを寄せていた。

 最後はラウールが観客たちに向けて「今年の夏はー?」と振ると、観客たちは「赤羽骨子~!」とレスポンスして雰囲気満点ななかイベントは終演を迎えていた。

 映画『赤羽骨子のボディガード』は8月2日より公開予定!

 取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ

 ※イベント別記事
 ・ラウール20人超と赤羽骨子FES.!大階段下りてくるド派手な幕開けのはずがお茶目さ全開のお詫びに