横浜流星「正体」主演だった!藤井道人監督と3度目タッグに

横浜流星「正体」主演だった!藤井道人監督と3度目タッグに1

 俳優・横浜流星が11月29日より全国公開予定の映画『正体』(監督:藤井道人/配給:松竹)を主演していたことが7月23日に発表となった。

 小説家・染井為人氏の同名作が原作のサスペンスエンタテイメント。日本中を震撼させた殺人事件の容疑者として逮捕され死刑判決を受けた主人公・鏑木(横浜)が脱走し、変装と潜伏を繰り返しながら日本中を駆け巡り488日間におよぶ逃走劇を繰り広げるというもの。7月11日に本作主要キャスト4人のアイドルグループ『SixTONES』森本慎太郎、吉岡里帆、山田杏奈、山田孝之の出演は発表されていたが、主演の“正体”は不明なままだった。

 横浜と藤井監督とは長編劇場映画では『青の帰り道』『ヴィレッジ』に続き3回目のタッグ。合わせて解禁となった特報映像では、姿を変えながら逃亡を続ける鏑木(横浜)の姿と、日本各地で彼と出会った者たちの姿とが収められている。横浜流星演じる鏑木は行く先々で姿を変えて潜伏し、各地で出会った沙耶香(吉岡)、和也(森本)、舞(山田杏奈)らと関係を築いていく。沙耶香は鏑木を信じ、和也は殺人犯ではないかと疑いを抱き、舞は鏑木に恋をするなど、それぞれの目に映るその鏑木の印象は異なるもの。鏑木を追う刑事・又貫(山田孝之)は、「気づかなかったんですか?彼の正体に。」と沙耶香たちに問いかけ、「殺人犯です。」と確固たる意志のもと鏑木を追い詰めていく。そして、又貫と対峙する鏑木!彼の正体とは?そして鏑木の計画とは――。

 今回の発表にあわせ藤井監督、横浜からそれぞれコメントが寄せられた。以下全文。

 ●藤井道人監督
 18年前に映画を作り始めてから、沢山の素敵な出会いがありました。
 その中でも俳優・横浜流星との出会いは、僕にとってとても大きなものでした。
 お互い売れずに苦汁を飲んでいた時期を経て、お互いを鼓舞し合って、沢山の時間を過ごして今の関係があります。
 「流星主演で映画を作ろう!」
 そんなことを合言葉に、我武者羅に駆け抜けてきました。
 いまから4年前、その記念すべき1本目の作品として企画を立ち上げたのが映画「正体」です。
 原作の染井先生は同世代ということもあり、会ったその日に意気投合しました。
 染井先生が僕らのために多くの時間を割いてくださり、作品の話をたくさんできたこと、本当に感謝しております。
 原作を提案してくれたプロデューサー、敬愛するキャスト、スタッフの4年間の想いが1本の映画になりました。
 人と人との繋がりが希薄になっている今だからこそ、沢山の方に観ていただきたいです。
どうぞ、公開まで楽しみにしていてください。

 ◯横浜流星
 『正体』は監督と共に目標を決め、 非常に思い入れのある作品です。
 人生は一筋縄ではかない。
 人が人を欺き、陥れ、間違いが起き、 理不尽で、”正義”が通用しないことが多々ある。
 状況は違えど、誰もが感じた事があると思います。
 それでも彼は信念を持って生きます。
 彼の生き様に何かを感じてもらえたら嬉しいですし、何故脱獄したのか、真意は何なのか、
 劇場で彼の正体を目撃して頂きたいです。

 ■特報映像30秒(YouTubeリンク)
 https://www.youtube.com/watch?v=LXtAqYEDmOE

 ※記事内画像は(C)2024 映画「正体」製作委員会