月足天音、鎮西寿々歌、櫻井優衣、仲川瑠夏、真中まな、松本かれん、早瀬ノエルによるアイドルグループ『FRUITS ZIPPER』が『KOYABU SONIC 2024』最終日3日目となる9月16日に出演することが7月23日に発表となった。
“コヤソニ”の略称でも親しまれている『KOYABU SONIC』はタレント・小籔千豊主宰の“音楽と笑いの融合”をテーマにしたフェスティバルで小籔がアーティストのラインアップから会場レイアウト、コラボ企画まで行っているもの。本フェスティバルは新型コロナウイルス禍などの影響もありつつ途中未開催年もあるが2008年より行われているもの。『KOYABU SONIC 2024』では9月14日から9月16日の3日間インテックス大阪で開催となる。
本日7月23日に『KOYABU SONIC 2024』第2弾概要発表会見が行われ明かされることに。メンバーたちも会見に出席しており鎮西から「『KOYABU SONIC』は出演したかったイベントですので嬉しいです。アイドルでも初めてだと思います」と、喜びの声が寄せられた。
また、小籔からは今回の起用の際に、小籔は鎮西とのみ以前共演していたことが縁なのだそうだが、実は鎮西しか知らないそう。それでも小籔としては、出会ったときに中学生だった鎮西のその後の行く末を案じていた……と、前置きをながーく語りつつ、「だんだんステージ大きくなっていって。きゃりーぱみゅぱみゅさんと同じ事務所でちゃんとした事務所で。俺は遠くで心配していたんですよ。搾取されてるんじゃないかって」と、胸をなでおろす。2022年4月、2nd配信シングル「わたしの一番かわいいところ」がTikTokを中心に話題が沸騰しており、楽曲視聴数が15億超えとなっているグループにまで成長し、小籔としては、「アゲアゲやから、寿々歌ちゃん知り合いやから出てぇーなとなって」という起用だったという。
そこからとりあえずメンバー1人1人が自己紹介をしていくことに。早瀬、仲川までは順調だったが、3人目となった櫻井からなぜか小籔による“発声指導”が入りだす展開に。「口を横じゃなく縦に動かしてくれ」と伝えたり、小籔が吉本新喜劇仕込みの大声での発声を見せたりしていくなか、自己紹介最後となった真中は声の小ささを指摘されないよう“警戒”したのか会場中に聴こえるほどの大声で名乗りをあげる。これに小籔は「ガナってて聴こえない」とすげなく言い返し、真中が膝を抱えてしゃがみ込む光景となっていた。
なぜ、そんな初対面にも等しいメンバーたちを厳しく“指導”したのかへ小籔は「娘みたいな子の知り合いで、怒るとこ怒らんと。最近とは違う、近所の子でも怒るスタイルで。もちろん、愛情を持って。よその子やったら口を横に開いても“ふーん”ってなるけど、売れて欲しいからちゃんと言ってる」と真意を明かし、これにはメンバーたちも唸る姿が。ちなみに、声の大きさで聴こえる方が多くなることにより「50、60、70、80代」の年齢のお客さんも掴んでいこうという気持ちもあるのだそうだ。
なお、櫻井も、かつての小籔のイメージへ「周りのお父さんより思想の強いお父さん。でも、最終的には人として素晴らしいことを言ってくださるんです。番組のときに、財布を頂いて、それが使えなくて。いまだに綺麗なままで家にあります」と思い出も披露していた。
また、小籔は現状として、「2ヶ月前だとなにもやることがなく細かく打ち合わせしているだけの状況です。これから売れへんかったら吉本転覆しますので、お力添え頂ければ。屋内でやってまして、御飯食べるところ、観るところすべて空調効いております。充電スポットもあります、えげつないおいしさのごはん屋さんも来てくれることになってます」と猛アピールしていた。
ほか新たに9月14日にキャプテンしょーた、あんない、しょうじ、ムーディ勝山、9月15日に街裏ぴんく、コヤソニSPセッション(わかざえもん、赤飯、小籔千豊、KEISUKE)、『ロバート』秋山竜次、COWCOW、9月16日にヤバイTシャツ屋さん、Polsの参戦も明かされた。
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ